映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』天空の花嫁を原案にフル3DCGアニメーションで初の映画化

2019年2月14日 08:45

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記事提供元:ファッションプレス

 「ドラゴンクエスト」が初めてフル3DCGアニメーションとして映画化される。タイトルは『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』で、2019年8月2日(金)に公開される。

 1986年に登場して以来、出荷・ダウンロードも含めると販売本数が7800万本以上ある人気RPG。80を超えるシリーズ作品が発表されている。世界を脅かす魔王を倒すために壮大な冒険物語を紐解いていくのが特徴だ。堀井雄二がゲームシナリオとデザインがを手掛けていた。

■原案はドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁

 その中でも、プレイヤー自身が主人公になって、“親子三代にわたって魔王を倒す"“結婚相手を選ぶ"など、人生、家族を体感できる作品として、多くの人々に愛されているのが1992年に発表された「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」。これをベースとして初のフル3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を制作する。

■堀井雄二×山崎貴夢などパーティー集結

 『ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ』、『永遠の0』をてがけていきた山崎貴が総監督・脚本を手掛け、監督には『STAND BY ME ドラえもん』の八木竜一が決定。そして原作・監修を務めるのは、ドラゴンクエストの生みの親であるゲームデザイナー・堀井雄二。音楽は、すぎやまこういちの音楽を使用。彼らがパーティを組んで、ドラゴンクエストに新たな生命を吹き込む。

■原作・監修:堀井雄二コメント

 今から30年前に『ドラゴンクエストⅢ』が社会現象を巻き起こしたとき、漫画化や映画化のお話がいくつか来ましたが、ゲームとしてのお話をそのまま別の形で表現しても面白さに欠けるだろうと思って断ったことがありました。それから時間が経ち、ゲームの表現も増え、『ドラゴンクエストⅣ』以降はキャラクターを立てストーリー性をさらに重視したことで気持ちに変化が現れました。作品に対して思い出もいっぱいあるので、追体験が出来る映画化もアリかもしれないと思っていた頃にこのお話が来たのですが、山崎総監督率いるチームの方々に作ってもらえると聞いて凄く期待しました。完成前の映像を視聴しましたが、しっかりとポイントポイントを押さえているし、山崎総監督自身の捉え方もあってすごく見応えのある映画になったと思います。『ドラゴンクエストⅤ』では、“親子三代にわたって魔王を倒す"ということと“結婚相手を選ぶ"というゲームなのに本気で悩んでもらうという二つを物語の柱にしていました。一人の人間が子どもから青年へと成長し、そして親となり、自分の子どもが魔王を倒すという人生そのものを描きました。映画とゲームでは違っている部分もあるけれど、それがこの『ユア・ストーリー』というタイトルにハマっていると思います。昔からドラゴンクエストを愛してくれているファンの方にも観てもらいたいですし、まだドラゴンクエストを知らない人にも観てもらってゲームに触れてもらえたら嬉しいです。

■作品情報

 『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』原作・監修:堀井雄二音楽:すぎやまこういち総監督・脚本:山崎貴監督:八木竜一 花房真製作:2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会配給:東宝

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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