科研製薬が全身性強皮症などの治療剤「レナバサム」に関するライセンス契約を締結

2019年1月4日 12:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆米コーバス社から日本における独占的な販売の権利を取得

 科研製薬<4521>(東1)は1月4日朝、米CorbusPharmaceuticalsHoldings,Inc.(マサチューセッツ州、以下「コーバス社」)との間で、全身性強皮症及び皮膚筋炎治療剤「レナバサム」の日本での開発、販売に関する提携、およびライセンス契約の締結を発表した。締結日は2019年1月3日。4日前引けの株価は4940円(75円高)となり、全体相場の大幅安に逆行高となった。

 発表によると、これにより、科研製薬は日本におけるレナバサムの全身性強皮症及び皮膚筋炎に対する治療剤としての独占的な販売の権利を取得する。また、科研製薬はコーバス社に対して契約一時金を支払うとともに、開発及び販売マイルストン、並びにロイヤルティを支払うが、本件による2019年3月期の連結業績予想の変更はないとした。

 「レナバサム」は新規の低分子の経口剤で、選択的に2型カンナビノイド受容体(CannabinoidReceptor2;CB2)に結合する。CB2は、免疫細胞、線維芽細胞、筋肉細胞及び内皮系細胞において発現しており、レナバサムはCB2を介して、炎症収束作用を有するメディエーターの産生を誘導することで、免疫抑制を示さず、炎症状態を正常へと導く。また、レナバサムは線維芽細胞に直接作用し、細胞外マトリックスの産生を抑制することで、組織の線維化を抑制する。

 動物モデル及び臨床試験からのデータから、レナバサムは炎症と線維化に関わる因子を減少させることが示唆されている。これまでに実施された全身性強皮症及び皮膚筋炎を対象とした第2相試験において、レナバサムの有効性と安全性を示唆する結果が得られており、現在薬事承認を得るために必要な第3相試験が実施されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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