タクシー相乗りの「nearMe.」、バーチャル体験でタクシー代20%オフに

2018年12月26日 09:30

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(画像: NearMeの発表資料より)

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 タクシー相乗りアプリの「nearMe.」が、相乗り相手が見つからなくてもバーチャル相乗りを体験することで、タクシー料金を20%オフにするキャンペーンを実施すると発表した。12月31日23:59まで、総額100万円相当の支払金額に達すれば終了となる。

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 「nearMe.」は、タクシーで同じ方向に行きたい人が見つかる相乗りアプリ。日本の法規制により、タクシー配車まではできないが、相乗りする相手が見つかることで、長い時間タクシー待ちをすることも減り、行列の解消などに貢献する。

 今回の「バーチャル相乗りキャンペーン」は、タクシー相乗りの理解促進を図り、消費者が気軽に利用できるようにするもの。利用者は、通常通りアプリを使って目的地を入力して相乗り相手を検索し、仮に相手が見つからなかった場合は、バーチャル相乗り相手の「ニア美」さんがマッチングされる。その後タクシーに乗車して「合流」ボタンを押すと、ニア美さんとの相乗りがスタートする。目的地到着後24時間以内に領収書を撮影してアップロードすると、翌日に、利用料金の20%分が残高に還元される。

 リアル相乗りが3回以下や、お得になる金額は1回あたり最大2,000円などの参加条件はあるものの、年末にかけてタクシー需要が増える中、まだまだなじみの薄い「相乗りタクシー」にチャレンジするハードルを下げることで、同社は利用者増を図る。

 相乗りタクシーなどのライドシェアは、海外ではUberやLyftほか複数の会社が展開している一般的なサービスだが、日本では法規制もあって、配車まで行うサービスは未だ導入されていない。6月25日に東京エリアでリリースされた「nearMe.」は、相乗りタクシーのマッチングのみに特化しておりタクシー配車をしないため、法には触れないサービスである。

 相乗りタクシーが実現すると、高齢化が進む交通過疎地で便利な足となるほか、イベントや観光地での2次交通の代替策、空港での混雑や白タク対策への貢献などさまざまなメリットをうむと言われている。

 一方で、国土交通省が行った実証実験では、 マッチングが成立したのは約1 割に留まり、再利用意向は約7割あるものの、同乗者とのトラブルの懸念や心理的不安がぬぐえないなど、課題も浮き彫りとなった。

 相乗りタクシーの実用化には、法規制も含めこうした課題の解消も必要であり、ハードルは高いものの、今後の行く末を見守りたい。

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