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サイト閉鎖や記事削除などで閲覧できなくなっているWebページを保存しているサービスとして知られる「Wayback Machine」(Internet Archive)では、著作権侵害を理由にアーカイブが削除されることがあるという(GIZMODOの記事)。
この記事の著者が現在は消失しているUltimate Warriorというプロレスラー(故人)のブログを読むためにWayback Machineにアクセスしたところ、「This URL has been excluded from the Wayback Machine」(このURLはWayback Machineから除外されています)というメッセージが表示されたそうだ。誰が削除依頼を行なったのかを調べたところ、Ultimate Warriorが所属していたプロレス団体のWWEがInternet Archiveに対しDMCAテイクダウン(デジタルミレニアム著作権法に基づく削除)申請を行なっていたことが分かったという。
記事では、Internet ArchiveやWayback Machineは「図書館」のような役割を果たしている一方で、著作権法的には図書館としては認められておらず、こういったアーカイブが著作権侵害行為となり裁判沙汰になる可能性もあると指摘。インターネット上のコンテンツを残しておくためにこのような著作権の乱用について考えるべきではないかとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
関連キーワード著作権侵害
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