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13日の中国本土株式概況:上海総合0.9%高で続伸、消費セクターしっかり
記事提供元:フィスコ
*17:13JST 13日の中国本土株式概況:上海総合0.9%高で続伸、消費セクターしっかり
13日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比24.36ポイント(0.93%)高の2654.88ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、25.50ポイント(0.93%)高の2780.22ポイントで取引を終えている。
政策期待が持続する流れ。財政部の劉昆部長が「景気下支えのため、中国政府は大規模な追加的な法人税減税を検討している」と述べたことなどが引き続き追い風となった。原油安などを嫌気して売りが先行したものの、指数は中盤からプラスに転じ、上げ幅を徐々に広げている。
業種別では、消費関連の上げが目立つ。白酒メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が3.3%高、化粧品メーカーの上海家化聯合(600315/SH)が1.6%高と値を上げた。国内消費の堅調が意識されている。不動産株、医薬株、自動車株、インフラ関連株、公益株、金融株なども買われた。
半面、エネルギー株も一角はさえない。中国石油天然気(601857/SH)が0.7%安、中国神華能源(601088/SH)が0.9%安で引けた。昨夜のWTI原油先物が11日続落し、約9カ月ぶりの安値圏に落ち込んだことが重しとなっている。
一方、外貨建てB株の相場は値上がり。上海B株指数が2.84ポイント(1.03%)高の279.38ポイント、深センB株指数が12.51ポイント(1.40%)高の908.74ポイントで終了した。
【亜州IR】《DM》
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