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通信各社悪役もいったんは売りが出やすいところ【クロージング】
*16:08JST 通信各社悪役もいったんは売りが出やすいところ【クロージング】
1日の日経平均は大幅反落。232.81円安の21687.65円(出来高概算17億8000万株)で取引を終えた。小幅に反落して始まった日経平均だったが、通信株が大きく値を下げる中、次第に戻り待ちの売り圧力のほか、直近の上昇に対する短期筋の利益確定の流れが強まる相場展開となった。また、中小型株への物色が強まる局面もみられたが、日経平均が下げ幅を広げる中でマザーズ指数もプラス圏をキープできず、次第に戻り売りの流れが強まっていた。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは情報通信の下落率が8%を超えたほか、金属製品、石油石炭、医薬品、パルプ紙、空運、証券の弱さが目立った。一方で、保険、不動産、倉庫運輸、精密機器、建設が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、日東電<6988>、東エレク<8035>の4社で日経平均を約250円超下押している。一方で、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が下支える格好。
NTTドコモ<9437>が通信料金を2-4割下げる方針を示したことで、改めて通信各社への売り圧力が強まった。NTTドコモについてはコンセンサスを上回る決算内容や自社株取得の発表が評価材料となっていただけに、「大幅値下げ」表明で嫌気売りが強まった格好となっている。通信各社の下落幅が想定以上に厳しいこともあり、相場全体への重石にもなっていたようである。
もっとも、日経平均は直近2日間で770円超上昇しており、10月25日に空けていたマド(21700-21900円処)を埋めており、節目の22000円を目前にいったんは利食いも出やすいところであろう。5日線は上回っており、同水準での底固めをしつつ、節目の22000円突破を意識したスタンスは継続であろう。また、指数インパクトの大きいところについても、決算を受けた反応が大きい。決算が本格化する中で積極的な参加者は限られていることもあり、決算を手掛かりとした個別対応の物色は続こう。
また、中小型株は前場半ば辺りからダレる格好だったが、短期の値幅取り狙いの資金が中心であり、いったん値動きが鈍ると、資金の逃げ足も速い。強いトレンドが続いている銘柄での日替わり的な物色がしばらく続きそうである。《CN》
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