【銘柄フラッシュ】幸和製作所など急伸しバリュー株投資でセントラル総合開発も高い

2018年10月31日 07:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10月30日は、レーザーテック<6920>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、第1四半期の大幅増益などが注目されてストップ高の16.2%高。

 2位は大倉工業<4221>(東1)の17.2%高となり、PBR(1株純資産から見た割合)が0.3倍台で上場銘柄の中でも低い地銀株を除くとかなり低い部類とされ、このところの株価変調を機にバリュー株が見直される潮流があるとの見方で注目され大きく出直った。

 3位はアマノ<6436>(東1)の15.9%高となり、29日に四半期決算と発行株数の1.31%に当たる100万株を上限とする自社株買いを発表し注目が集まった。

 セントラル総合開発<3238>(東2)はPBR(1株純資産から見た割合)が0.3倍台で上場銘柄の中でも低い地銀株を除くとかなり低い部類とされ、このところの株価変調を機会にバリュー株が見直されるとの見方があるためか直近の7日続落(前日比変わらずを一日含む)分を一気に奪回して一時35.7%高。大引けも23.3%高。

 農業総合研究所<3541>(東マ)は値動きの底堅さが目立つとされて注目が集まったほか、過日の日本郵政キャピタルとの包括提携への期待が再燃とされてストップ高の23.3%高。ALBERT<3906>(東マ)はトヨタ<7203>(東1)や東京海上ホールディングス<8766>(東1)の東京海上日動火災保険などと高度自動運転の実現に向けた技術支援を午前発表し11時過ぎからストップ高の11.3%高に貼りついて推移。

 幸和製作所<7807>(JQS)はパナソニック<6752>(東1)との協業が材料再燃とされて大幅反発し25.7%高。日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>(JQS)は29日に発表した四半期決算の大幅増益などが注目されてストップ高の16.8%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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