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人材紹介のウズウズが20代向け退職代行サービス 転職のサポートも
(UZUZの発表資料より)[写真拡大]
20代の若手向けに特化した人材紹介や就職活動サポート事業を展開しているウズウズ(UZUZ、東京都新宿区)は、29日から20代専門の退職代行サービス「リスタート」を開始する。既存の退職代行サービスとは違い、退職後の転職サポートまで一貫して行うのが特徴だといい、同社は1年間で3,000人の退職代行、1,500人の転職支援を目指している。
【こちらも】退職手続きを代わりに行う「退職代行」サービスが存在
リスタートの利用には、サイトやLINEからの登録が必要で、登録後は無料で退職手続きについて相談することができる。相談に対応するスタッフも、20代で再就職した経験があり、依頼者の気持に沿った対応ができるという。退職後、再就職を希望する依頼者には就職活動も支援し、同社のサービスを利用して転職した人には、退職代行の費用を全額キャッシュバックする。
連合が2014年に行った「ブラック企業に関する調査」によると、20代の労働者の32.7%が自分の勤務先をブラック企業だと考えており、64.0%が転職したいと考えているという。しかし、転職しようと思っても、上司などから強く引き留められたり、社内に相談する相手がいなかったりするケースが多く、最近は退職手続き代行サービスを利用して退職する若者が増えている。しかし、代行サービスを行っている業者は、電話代行業者が多く、退職後のサポートまでは行われないのが一般的となっている。
このため、同社では再就職のサポートをより深く行うには退職からのサポートが必要だと考え、退職代行サービスも始めることにしたという。また、退職代行サービスを行うことで、パワハラやセクハラが横行していたり、長時間残業を強いられたりするなどのブラック企業を把握することができ、転職支援サービスの際、ブラック企業を排除することができるとしている。
ウズウズは、「新卒至上主義」が色濃い日本の就職事情の中で、第二新卒・既卒・フリーター・ニートの就職活動を支援しようと2012年に設立されたベンチャー企業。第二新卒者らに特化した就職支援サービスのほか、転職に向けた研修事業や自社メディアの運営なども手掛けている。
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