「NSX」の改良モデルの予約受付開始!発売は2019年5月から

2018年10月25日 18:14

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ホンダ・NSX(画像: 本田技研工業の発表資料より)

ホンダ・NSX(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

  • (画像はホンダNSXWEBカタログより)
  • ホンダ・NSX(画像: 本田技研工業の発表資料より)
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■2019年5月に発売

 ホンダは25日、スポーツモデルの「NSX」にデビュー後初の大幅な改良をほどこし、同日より購入の申し込みを受け付け、2019年5月に発売することを発表した。尚、車両価格は2,370万円と据え置かれている。

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 2016年8月に発表した2代目となる現行モデルの「NSX」は、ホンダ独自の電動化技術であるV6ツインターボエンジンに高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステムを組み合わせた「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用したことにより、システム最高出力427kW、システム最大トルク646N・mという動力性能を発生、エンジンだけでは達成することが難しい、高いレベルのレスポンスとハンドリング性能を、電動化技術との組合せで実現したモデルとなっている。

 そして、発表から2年で、当初の計画を大きく上回る約400台のオーダーとなるなど2千万円をこえる価格の高額車種ながらも、好評な販売となっている。今回の改良の内容は、足回りのチューニングの見直し、内外装のリニューアルなどで、とくに足回りは、ハンドリング性能に磨きをかけることに重点を置いている。

■操る喜びを追求

 今回の改良では、ダイナミクス性能の熟成を図り、日常からサーキットでのスポーツ走行まで、ドライバーとクルマの一体感が生み出す操る喜びをさらに追求するために、新開発の専用タイヤを採用するとともに、サスペンション各部を見直し、それぞれ剛性を高め、クルマとしての基本性能を向上させている。

 NSXの魅力の一つである、走行シーンに応じて最適な車両特性を選択できる「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」の各モードの制御を最適化し、限界走行域においても、コーナリング時の高いGでのコントロール性や車両安定性を追求した。

■質感の向上や新色の追加も

 また、デザインにおいても、ワイド&ローなスタイリングをより際立たせるため、フロントグリルを、従来のシルバーからボディーと同色に変更したほか、フロントとリアのメッシュパーツや、オプション設定の各種カーボンパーツを、従来のマット仕上げからグロス仕上げに変更。質感を向上し、シャープなイメージを強調した。

 さらに、スーパースポーツとしての存在感を際立たせるボディーカラーとして、新たに「サーマルオレンジ・パール」を追加。またカーボンセラミックブレーキローター(オプション設定)にも、ブレーキキャリパーの新色としてオレンジを追加させている。

 そして、インテリアでは、新色としてインディゴを追加したほか、レッドのセミアニリンフルレザーパワーシート(オプション設定)を選択可能とし、アルミ製スポーツペダル&フットレストとアルミ製スポーツペダル&フットレストを標準装備化させている。

 また、レーシングドライバーの佐藤琢磨選手によるインプレッション動画(フルバージョン)をホームページで公開している。https://www.honda.co.jp/NSX/(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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