ニチダイは業績見通しの増額が好感されてストップ高買い気配

2018年10月18日 10:32

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■今3月期の連結純利益の見通しは従来予想を25%引き上げて前期比51%増に

 精密鍛造金型などのニチダイ<6467>(JQS)は10月18日、買い気配のまま急伸してストップ高の982円(150円高)に達し、10時30分にかけてもまだ売買が成立していない。17日の取引終了後に業績見通しの増額修正を発表し、今3月期の連結営業利益を従来予想比22%増の11.73億円(前期比では55.4%の増加)としたことなどが好感されている。

 ネットシェイプ事業の金型部門の主要ユーザーが堅調に推移していることに加え、精密鍛造品部門におけるカーエアコン用スクロール鍛造品の売上高が計画を上回る水準で推移していること、などを要因に、今3月期の連結純利益の見通しは従来予想を25%引き上げて7.90億円の見通し(前期比では51.3%の増加)とし、増額後の予想1株利益は57円71銭とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】FCMは18年3月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性(2018/02/20)
【株式評論家の視点】日本システム技術は第3四半期営業黒字転換、昨年9月の下値圏に届き値ごろ感(2018/02/08)
カチタスはニトリの家具・インテリア付き中古住宅の販売に期待感、2600円どころが下値圏(2018/02/13)
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事