15日のNY市場は下落

2018年10月16日 06:30

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25250.55;-89.44Nasdaq;7430.74;-66.15CME225;22265;+75(大証比)

[NY市場データ]

15日のNY市場は下落。ダウ平均は89.44ドル安の25250.55、ナスダックは66.15ポイント安の7430.74で取引を終了した。サウジアラビアによって反政府記者が殺害されたとの疑惑が広がるなか、トランプ大統領が同疑惑が事実であれば制裁を科す考えを示唆した。サウジアラビアは同国の関与を否定する一方で、制裁には報復措置を取る構えを示しており、地政学リスクへの警戒感が強まった。一方で、今週から本格化する7-9月期決算を見極めたいとの思惑もあり、もみ合う展開となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や自動車・自動車部品が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の22265円。ADRの日本株は任天堂<7974>、ルネサス<6723>、シャープ<6753>が冴えない他は、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、コマツ<6301>、資生堂<4911>、TDK<6762>など、対東証比較(1ドル111.78円換算)で全般小じっかり。《FA》

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