広島カープ 球団史上初のリーグ3連覇達成 

2018年9月26日 22:44

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 26日、広島・マツダスタジアムで広島カープがヤクルトスワローズと対戦、10-0で勝利しセ・リーグ3年連続優勝を果たした。広島は9度目のリーグ優勝で、3連覇は球団史上初であり、セ・リーグでは巨人以外で初の球団となった。またホームスタジアムでの優勝は、27年ぶりであった。

 広島は、1回に丸の先制タイムリーから、打線が繋がり打者1巡する猛攻で5点の大量点を奪い有利な展開となる。5回にも、野間の3塁打で追加点を挙げると、6回に2点を追加、さらに7回に2点を追加し先発全員安打で10点差を付け試合を決定づけた。広島・先発の九里は4回の無死満塁のピンチを凌ぎ切るなど8回まで2安打の無失点に抑える好投をし、最終9回をリリーフエースの中崎が締めくくった。

 広島は今シーズンも投打に安定した戦力が力を発揮し、4月24日に首位を奪うとそのまま首位を譲ることは無かった。7月の西日本豪雨で広島は甚大な被災地となった。だがその後のマツダスタジアムでの巨人3連戦で3連勝をするなどして勢い付き、8月15日にマジック32が点灯していた。

 今後は、1984年以来34年ぶりの日本一を目指し、10月17日からのクライマックスシリーズを戦うこととなる。

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