シー・エス・ランバーは底固め完了感、18年11月期営業微減益だが増配予想

2018年9月19日 09:24

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 シー・エス・ランバー<7808>(JQ)は木材プレカット加工の大手である。18年11月期は木材価格高騰などで営業微減益予想だが、配当は増配予想である。株価はIPO時の高値から半値水準で底固め完了感を強めている。

■木材プレカット加工の大手

 木材プレカット加工(プレカット事業)の大手である。木造戸建住宅の建築請負事業、および不動産賃貸事業も展開している。在来軸組工法および2×4(ツーバイフォー)工法の両方に対応していることが特徴で、首都圏1都3県を地盤として展開している。建築請負事業は年間200棟以上を施工している。

 18年6月には製材拠点として子会社シー・エス・マテリアルを千葉県東金市に設立し、新工場の土地建物および付帯設備等を取得した。

 収益特性としては新設住宅着工戸数の影響を受けやすく、季節要因としては売上高が下期偏重で特に第4四半期(9~11月)に売上高が集中する傾向がある。

■18年11月期営業微減益だが増配予想

 18年11月期の連結業績予想(5月21日に利益を下方修正)は、売上高が17年11月期比4.1%増の153億円、営業利益が1.5%減の5億90百万円、経常利益が0.9%減の5億40百万円、純利益が3.0%増の3億50百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が63億34百万円で、営業利益が35百万円、経常利益が15百万円、そして純利益が4百万円の赤字だった。前年同期比10.3%減収、82.9%営業減益だったが、売上高は概ね計画水準となり、利益は販管費抑制で計画をやや上回った。

 通期では、売上高はプレカット事業、建築請負事業とも下期に回復を見込むが、木材価格高騰の販売価格への転嫁遅れ、人件費や減価償却費の増加で営業微減益予想としている。配当予想は5円増配の年間40円(期末一括)としている。

■株価は底固め完了感

 株価は9月13日に上場来安値1360円を付ける場面があったが、17年11月IPO時の高値2772円からほぼ半値水準の1300円台で底固め完了感を強めている。9月18日の終値は1385円、今期予想連結PERは約7倍、時価総額は約25億円である。反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】FCMは18年3月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性(2018/02/20)
【株式評論家の視点】日本システム技術は第3四半期営業黒字転換、昨年9月の下値圏に届き値ごろ感(2018/02/08)
カチタスはニトリの家具・インテリア付き中古住宅の販売に期待感、2600円どころが下値圏(2018/02/13)
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事