大坂なおみ、日本人史上初の4大大会制覇 テニス全米オープン

2018年9月9日 09:46

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 8日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークでテニスの全米オープン女子シングルス決勝が行われ、大坂なおみがセリーナ・ウィリアムズを破り優勝した。20シードの大坂は、第17シードのセリーナに6-2、6-4のストレートで勝利した。日本人が4大大会シングルスで優勝したのは男女通じて初の快挙である。

 第1セット第3ゲーム、ラリーが続き最後はセリーナのダブルフォルトで大坂が先にブレークする。第5ゲームもセリーナの連続ダブルフォルトからのブレークポイントをものにして連続ブレークする。第6ゲームはブレークポイントを握られるも粘り強くキープすると、そのまま最後はサービスエースが決まり第1セットを6-2で先取する。
 
 第2セット第3ゲーム、大阪はデュースに持ち込むもブレークできない。第4ゲーム、大阪はブレークポイントを握られながら4度のデュースで粘るも初のブレークを許す。しかしすぐに第5ゲームで大阪がブレークバックに成功し、セリーナに流れを渡さない。大阪は第6ゲームをラブゲームでキープすると、第7ゲームを最後はネットに出たセリーナに対しパッシングショットを決めブレークする。

 第8ゲームは大阪が1ポイントを取ったところでセリーナへの3度目の警告により大阪がキープする。第10ゲームも大坂の勢いは止められず、サービスエースがウィニングショットになった。

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