錦織圭と大坂なおみ、史上初の男女ベスト4進出 テニス全米オープン

2018年9月6日 09:07

印刷

 5日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークで行われたテニスの全米オープン男女シングルス準々決勝で錦織圭と大坂なおみが登場、ともに勝利してベスト4に進出した。世界ランキング19位の錦織圭は、同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦、2-6、6-4、7-6(7-5)、4-6、6-4で勝ちで、2年ぶり3度目のベスト4入り。また世界ランキング19位の大坂なおみは、同36位のレシア・ツレンコ(ウクライナ)と対戦、6-1、6-1のストレート勝ちで、4大大会初のベスト4入り。日本選手が4大大会で男女同時にベスト4以上に進出したのは、史上初のことである。

 錦織は、第1セットを第4ゲームと第8ゲームでブレークされ2-6で先取される。第2セットも第6ゲームをブレークされるが、続く第7ゲームをブレークバックし、さらに第9ゲームもブレークし6-4で逆転、セットを奪い返す。勢いに乗り第3セットを第1ゲームからブレークするも、第8ゲームをブレークバックされるとそのままタイブレークに突入、これを7-5で奪う。

 第4セットはサービスキープが続いたが第7ゲームをブレークされ、4-6で奪い返される。最終セットは第4ゲームをブレークするが、第7ゲームをブレークバックされるもつれる展開となる。しかし第10ゲームをリターンエースでブレークし6-4で奪い、セットカウント3-2で逆転勝利した。

 大阪は、第1セットを今大会好調の波を維持し6-1で奪うと、第2セットも勢いは止まらず6-1で連取、セットカウント2-0でストレート勝ちした。

関連キーワード

関連記事