錦織圭と大坂なおみ、ともにベスト8進出 テニス全米オープン

2018年9月4日 11:19

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 3日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークで行われたテニスの全米オープン男女シングルス4回戦で錦織圭と大坂なおみが登場、ともに勝利してベスト8に進出した。世界ランキング19位の錦織圭は、同34位のコールシュライバー(ドイツ)と対戦、6-3、6-2、7-5のストレート勝ちで今大会2年ぶり3度目のベスト8入り。また世界ランキング19位の大坂なおみは、同20位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦、6-3、2-6、6-4で勝ち、4大大会初のベスト8入り。日本選手が4大大会で男女同時にベスト8以上に進出したのは、95年ウィンブルドン大会での松岡修造と伊達公子以来の快挙となった。

 錦織は、第1セット第2ゲームからいきなりブレークし主導権を握る。その後すぐにブレークバックされるも、再びブレークする優勢な展開でセットを先取する。この流れのまま第2セットも奪うと、第3セットは暑さの影響もあってか、サービスキープの続く接戦となる。しかし、第11ゲームをブレークすると、そのまま押し切りセットカウント3-0のストレートで圧勝した。

 大坂は、第1セット第5ゲームをブレークすると、第9ゲームもブレークし6-3でセットを先取する。第2セットは逆に第3ゲーム、第5ゲームをブレークされ、セットカウント1-1となる。最終セットは大坂が第3ゲームを先にブレークされるもすぐにブレークバック、そして第10ゲームをブレークしてセットカウント2-1で競り勝った。

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