なでしこジャパン、韓国に2-1で勝ち決勝進出 アジア大会女子サッカー

2018年8月28日 21:34

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 28日、インドネシア・パレンバンでアジア大会の女子サッカー準決勝が行われ、なでしこジャパンが韓国に2-1で競り勝ち決勝戦進出を決めた。

 前半5分、日本は左サイドからPA内の深い位置に送られたロングボールに菅澤優衣香が追い付き、GKとの1対1をゴール隅に流し込み先制する。直後の前半6分、岩渕真奈がドリブルで攻め込みDFの間を抜くスルーパスを出すと反応した菅澤が再びGKと1対1となるも、ここはシュートが浮いてしまう。

 前半14分、韓国は日本のPA内でのルーズボールにGK山下杏也加が飛び出しクリアしたところ、キム・ヒェリが拾って無人のゴールにシュートを放つもバーに嫌われる。この時、GKとの交錯で韓国は早くも選手を交代し日本が優勢の展開になるかと思われたが、韓国はゴールチャンスを作り続ける。

 後半23分、韓国はムン・ミラがドリブルでPA左まで侵入しクロスを送ると、ファーサイドに走り込んでフリーになったイ・ミナがヘッドで合わせ同点ゴールを奪う。後半41分、日本は長谷川唯がPA手前で粘って右の清水梨紗にパスを通すと、清水はクロスを送る。これをファーサイドの菅澤がヘッドで折り返したボールをDFのイム・ソンジュがヘッドでクリアしようと合わせたがそのまま自陣ゴールに吸い込まれる。これが勝負を決める貴重なゴールとなり、2-1で辛くも勝利した。

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