ファミマ、“つゆの旨味”にこだわり刷新した「ファミマのおでん」発売

2018年8月24日 11:11

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「2018年度版おでん」(写真:ファミリーマートの発表資料)

「2018年度版おでん」(写真:ファミリーマートの発表資料)[写真拡大]

  • 「だし巻玉子」(写真:ファミリーマートの発表資料より)
  • 「国産結び白滝」(写真:ファミリーマートの発表資料より)
  • 「餅入り巾着」(写真:ファミリーマートの発表資料より)
  • 「ロールキャベツ」(写真:ファミリーマートの発表資料より)」
  • 「チーズ入り鶏つくね」(写真:ファミリーマートの発表資料より)
  • 「厚切大根」(写真:ファミリーマートの発表資料より)
  • 「こだわり味付たまご」(写真:ファミリーマートの発表資料より)

■2018年度「ファミマのおでん」発売

 ファミリーマートは28日より、つゆや具材などを刷新にした「ファミマのおでん」を発売する。白滝は麺を細く本数を増量させ、大根は下味を変え、味が染み込んだ、“つゆの旨味がたっぷりしみ込んだおでん”に仕立てにしている。価格は、1個80円~130円(いずれも税込)。8月31日と9月1日の2日間は、各種具材を70円均一で提供する。

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■刷新したおでんの特長

 つゆは製法を刷新。薪などを燃やし煙をいぶして乾燥させる“焚き納屋(たきなや)式焙乾”の焼津産鰹節と、低温長時間と高温短時間の2種類の抽出方法により旨味を引き出した北海道産真昆布を使い、鰹のほのかな風味と味わい深い昆布の味が口の中に広がる。

 全国を7区分に分け、各地域ごとに嗜好の好みに合わせただしを利かせており、薬味も各地域ごとに用意、好みの味で楽しめる。

 具材もつゆが染み込みやすいように、白滝やだし巻玉子などは製法を変更、定番の大根や玉子は下味を変え、しっかり味を染み込ませた。

 メニューボードは、マグネットタイプに変更しており、店舗のオペレーションを簡素化させて、販売中の商品を迅速に知らせる。

■主な商品

 しっかり染み込んだつゆと具材の食感が楽しめる「だし巻玉子(110円)」「国産結び白滝(80円)」「餅入り巾着(130円)」や、毎年の定番の「厚切大根(80円)」「こだわり味付たまご(90円)」「厚揚(絹)(100円)」に、2018年は女性に人気の「ロールキャベツ(108円)」「チーズ入り鶏つくね(130円)」を“新定番”に加えている。

■各コンビニの「2018年度版おでん」状況

 ローソンは8月7日より、串おでんや見た目にこだわった新商品を加え、全国9種類のつゆや定番の具材の製法を見直した「2018年度版おでん」を発売。

 また、セブン-イレブンは8月9日より、かつおだしと昆布だしをブレンドしたつゆに、“野菜の旨み”を加え、コクと甘みを増した、まろやかな味の「2018年版おでん」を発売。1977年に「セブン-イレブンのおでん」を発売して以来、初めて“野菜の旨み”をつゆに加えた。具材は1品1品、製法に手間をかけ、具材の「味しみ」をさらに向上させている。(記事:さゆり・記事一覧を見る

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