【株式市場】(14時現在)円高基調のため個別物色となり日経平均は一時197円安

2018年8月10日 14:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2446円04銭(152円35銭安)、TOPIXは1729.88ポイント(10.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億8989万株

 10日後場の東京株式市場は、円相場が対ドルでも上げて1ドル110円台に入った上、米国時間10日開催の日米貿易協議を手控え要因として模様ながめ姿勢を決め込む様子があり、日経平均は一段軟調になり、13時20分過ぎには197円05銭安(2万2401円34銭)まで下押した。ただ、13時に第2四半期決算を発表した横浜ゴム<5101>(東1)は瞬間的に下げた後一気に上値を追い、13時30分に発表した日本道路<1884>(東1)は急伸するなど、好業績株などを個別に注目する姿勢は強い。前引けは高かった東証2部指数は軟化し、マザーズ指数、日経JQ平均も軟調に推移している。

 後場は、チャーム・ケア・コーポレーション<6062>(東2)が一段とジリ高になり、6日発表の四半期決算が材料視されて4日続伸基調。みらいワークス<6563>(東マ)は9月決算見通しへの期待などが言われて一段ジリ高。ビーイング<4734>(JQS)は四半期黒字転換などが注目されて朝方からストップ高を継続している。

 東証1部の出来高概算(14時現在)は9億8989万株(前引けは6億4787万株)。売買代金は1兆5754億円(同1兆509億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は672(同620)銘柄、値下がり銘柄数は1333(同1373)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は8業種(前引けは6業種)にとどまり、値上がり率上位は、石油・石炭、ゴム製品、食料品、倉庫・運輸、などが入っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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