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過熱したリチウムイオンバッテリ1つで飛行機墜落の可能性も
記事提供元:スラド
昨今のバッテリ式電子機器の多くではリチウムイオン電池が使われているが、このリチウムイオン電池の過熱・発火事件はたびたび発生している。こうした発火事件が航空機内で発生した場合、航空機の貨物室に設置されているハロンガス消火設備では消火が難しいという(ブルームバーグ)。
ハロンガス消火設備は、不活性ガスであるハロンを放出して火が燃え広がるのを防ぐもの。米連邦航空局(FAA)が行った実験では、ハロンガス消火設備によって加熱した電池から火が燃え広がるのを防ぐことはできたが、加熱自体は抑えられず、たとえばエアゾール缶に熱が伝わって爆発する、といった事故は防げなかったという。
こうした爆発によって飛行機が損傷する可能性はないとは言えず、ここから、「バッテリ1つで飛行機は落ちうる」とされたようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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