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職場の冷房温度、平均25.7度 設定温度は「我慢」か「追求」か

2018年7月28日 21:00

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 「命に危険があるような暑さで、1つの災害と認識」-23日、気象庁が臨時の会見を開き、今夏の暑さについてこのように述べた。猛烈な暑さが続き、今や人命を守るためにも生活に欠かせないのがエアコンだが、その設定温度について、インテージ(東京都千代田区)が行った調査によると、夏の職場の冷房設定温度は、平均で「25.7℃」という結果だった。調査対象は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で働く(パート・アルバイト含む)20歳~59歳の男女、1,490人。

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■夏の職場の室温、「快適」は36.3%

 職場の室温は、仕事への集中力に影響する環境要素のひとつだが、実際には、何度くらいに設定されているのだろうか。また、どの程度を「快適」と感じるのだろうか。

 同調査によると、職場の冷房設定温度の平均は「25.7℃」。快適と感じる温度の回答「25.2℃」との差は0.5度と、首都圏で働く人達の職場はおおむね快適な環境にあるといえそうだが、自身の職場の室温を「ちょうどいい」と感じている人は、36.3%にとどまった。同じ温度設定であっても人やパソコンの密集度、送風口の位置といった環境要素や、外回りからオフィスに入ったときなど、条件によって室温の感じ方が異なるためだろう。

■室温の感じ方、行動に男女差

 快適と感じる室温について男女別でみると、男性が「25.0℃」、女性が「25.7℃」。女性のほうがやや高めだ。女性が快適だと感じる室温「25.7℃」は、職場の平均冷房設定温度と同じだが、職場の室温を「ちょうどいい」と感じている女性は30.6%しかいなかった。同調査では、体感温度に対して、男性よりも女性のほうが敏感なのではないかとしている。

 また、職場で暑さを感じたときの行動について質問すると、男性では「我慢派」が約半数にのぼる一方、女性では36.5%にとどまった。「周囲に確認し温度設定を変える」と回答した割合は、男性17.4%、女性27.6%。周囲に配慮しつつ、女性のほうが快適な環境を整えることに積極的なようだ。(記事:西舘妙子・記事一覧を見る