欧米為替見通し:ドル・円は底堅い展開か、ECB利上げ不透明なら買い戻しも

2018年7月26日 17:25

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記事提供元:フィスコ


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い展開か、ECB利上げ不透明なら買い戻しも
26日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い展開を予想したい。欧米貿易摩擦の激化回避を受けたユーロ高の影響でドルに下押し圧力がかかりやすい地合いは続く見通し。ただ、欧州中央銀行(ECB)の利上げ時期に不透明感が広がれば、ドル買いが再開しそうだ。

前日は、トランプ米大統領とユンケル欧州委員会委員長による首脳会談で、EUによる米国産の液化天然ガス(LNG)と大豆の輸入拡大、双方による自動車以外の工業製品の税率引き下げ協議で合意し、協議が続く間はEUからの輸入車への関税上乗せが棚上げされる見通しとなり、対立を回避。それを受けてユーロは買い戻され、ドル・円は一時110円60銭台まで下げていたのが、いったん111円絡みまで戻す場面があった。しかし、本日のアジア市場では、来週開催の日銀金融政策決定会合を前に緩和政策修正への警戒感から日本の長期金利が上昇したことで、ドル・円は一時110円59銭まで弱含んだ。

今晩注目されるECB理事会では、現行の金融政策は維持される公算で、利上げ時期や資産買い入れプログラム終了後の債券投資が焦点。ドラギ総裁の記者会見も含め、早期利上げ観測が広がればユーロ買いに振れそうだ。ただし、ECBは引き続きユーロ安を望んでいると推測され、ECBは現時点で利上げ時期前倒しについて市場に言質を与えることには慎重になるだろう。その場合には、ユーロ売りが強まり、ユーロ・ドルは前日の上昇分を削り、逆にドル・円は回復基調となる可能性がある。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 南ア・6月生産者物価指数(前年比予想:+5.2%、5月:+4.6%)
・20:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(主要政策金利は0.00%に据え置き予想)
・21:30 ドラギECB総裁会見
・21:30 米・6月耐久財受注速報値(前月比予想:+3.0%、5月:-0.4%)
・21:30 米・6月卸売在庫速報値(前月比予想:+0.3%、5月:+0.6%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:20.7万件)
・02:00 米財務省7年債入札(300億ドル)《FA》

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