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JOC、現時点ではeスポーツをスポーツと認めず アジア大会も「日本代表ではない」
アジアオリンピック評議会が主催する競技大会「アジア競技大会」(アジア大会)の2018年大会ではeスポーツ(いわゆるビデオゲーム)が公開競技として採用され、また4年後の2022年大会では正式種目として採用される(過去記事)。日本からも代表選手が参加するが、このeスポーツ日本代表選手らは現時点では「日本オリンピック委員会(JOC)が派遣する正式な日本代表ではない」という。
JOCはeスポーツをスポーツとして正式に認めておらず、今回の選手派遣についても競技団体の日本eスポーツ連合(JeSU)が選出した選手について、日本から派遣するための手続きを代行しただけという立場なのだという。また、JeSU側はJOCに加盟する意向を示しているが、JOCは一切これに対して議論していないそうだ。
とはいえ、2022年のアジア競技大会ではeスポーツ競技についてもほかの競技と同様に成績上位者にはメダルが進呈されることになり、またオリンピックでもeスポーツが採用される可能性があるため、いずれはJOCがなんらかの対応を示さなければならなくなるときはやってきそうだ。
なお、以前アジア大会で囲碁が正式競技として採用された際はJOCは当時設立された囲碁の団体(全日本囲碁連合)を承認団体として認可していたという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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