日経平均は236円安でスタート、ソフトバンクGやトヨタ自がさえない

2018年6月22日 09:58

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22456.45;-236.59TOPIX;1734.44;-16.19


[寄り付き概況]

 22日の日経平均は前日比236.59円安の22456.45円と反落して始まった。前日の米国市場では、米中貿易摩擦への懸念やイタリア政局不安を受けて欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や5月景気先行指数が予想を下振れたほか、22日に予定される石油輸出国機構(OPEC)での協調減産緩和の思惑から、原油相場が下落したことも嫌気され、軟調推移となった。シカゴ日経平均は大証比210円安の22390円で引けており、そちらにサヤ寄せする格好から本日の東京市場では売りが先行した。為替相場は1ドル=110円を割り込んできており、全般に利益確定の動きがみられている。

 セクターでは、輸送用機器、海運業、銀行業などが軟調。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>がさいない。一方で、JT<2914>、昭和電工<4004>は堅調。《US》

関連記事