平和不動産リート投資法人 国内不動産2物件取得を発表

2018年6月20日 12:43

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記事提供元:フィスコ


*12:43JST 平和不動産リート投資法人---国内不動産2物件取得を発表
 

平和不動産リート投資法人<8966>が資産運用を委託する平和不動産アセットマネジメント(本社:東京都中央区)は18日、国内不動産2物件の取得を決定したと発表した。

物件の1つ「イトーピア日本橋SAビル」は、オフィス集積の高い「日本橋エリア」に近接し、東京メトロ日比谷線「小伝馬町」から徒歩4分、都営浅草線「人形町」駅から徒歩6分の距離にあり、複数路線・複数駅が利用可能。同エリアでは、延床面積1,000坪未満のオフィスが多く規模でも優位性があり競争力があることや、NOI利回り4.35%、減価償却後NOI利回りは3.84%を確保できることから、同物件の取得を決定した。

もう1つの物件「サザンスカイタワー八王子」は、八王子市主導の八王子駅南地区第一種市街地再開発事業の一環で開発された複合施設。延床面積29,464坪、基準階面積435坪と八王子エリアに立地するビルの中でも最大規模を誇る。今回はこの物件の中の6階・7階のオフイス部分を取得予定。JR中央本線・横浜線・相模線・八高線・川越線の各線が乗り入れする「八王子」駅に直結しており、京王線「京王八王子」駅から徒歩8分の距離に位置する。NOI利回りが6.19%、減価償却後NOI利回りは5.14%と、ポートフォリオの質向上及び収益力の拡大に寄与すると判断し取得を決定した。

同社は今後も、外部成長と投資主価値の向上といった視点から、ポートフォリオの収益性改善及び質向上を図り、資産運用の着実な成長と中長期的な安定収益の確保を目指すとの考え。《MW》

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