オフィス向け無人コンビニ「600」、都内で開始 クレカでキャッシュレス決済

2018年6月18日 21:40

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クレジットカード決済ができる端末がついた無人コンビニ「600」(600発表資料より)

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  • 無人コンビニ「600」
  • 設置のイメージ。

 コンビニサービスの600は18日、オフィス向けの無人コンビニサービスの展開を東京都内で始めた。決済機能がついた大型冷蔵庫タイプの飲食品・日用雑貨販売サービスで、オフィスや病院の休憩室などに設置して利用できる。

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 新サービスの名称は会社名と同じ「600」で、商品にはすべてID情報を電波などでやり取りできるタグをつけている。冷蔵庫にクレジットカード決済ができるディスプレイ端末がつき、そこへクレジットカードを通したあと、好きな商品を取り出すだけで、料金が自動でクレジット決済される仕組み。

 新サービスは顧客1人ひとりに寄り添うコンシェルジュのような存在を目指している。このため、販売する商品はお菓子、弁当、飲料、日用品、文房具まで幅広く、設置するオフィスなどでの需要に応じて100社100通りの品ぞろえを用意する。ユーザーがSNSを通じて直接ほしいものをリクエストする仕組みも備えている。

 日本のコンビニ業界は競争が激しさを増す一方で、人手不足によって営業時間を短縮せざるを得ないケースが出てきたほか、オフィスや病院、マンションなど有人店舗を置くほどの販売量が見込めない場所の需要を逃がすなど、課題が見られるようになってきた。

 600を創業したのは、2013年にウェブペイを創業し、クレジット決済サービスの「WebPay」をリリースした久保渓氏。その後、ラインで「LINE Pay」の立ち上げに加わり、2017年に600をスタートさせた。半径500メートルとされるコンビニの商圏を50メートル圏内まで細分化して有人店舗が逃している需要を無人コンビニで対応することを計画、1月から実証実験を進めていた。

 無人コンビニは米アマゾンや中国系企業などが次々に参入し、事業展開する一方、サービス内容の試行錯誤を繰り返している。600は当面、東京都内を中心に事業展開し、設置数の拡大とそれに見合う流通網の強化を進めるが、将来の海外展開も視野に入れているとみられる。(高田泰)

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