映画『きみの鳥はうたえる』函館街から贈る今を生きる私たちのための青春映画

2018年6月7日 12:13

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『きみの鳥はうたえる』が、2018年9月1日(土)より、新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかにて公開される。

■佐藤泰志の小説を映画化

 原作は、佐藤泰志による同名の小説「きみの鳥はうたえる」。郊外の書店で働く「僕」といっしょに住む静雄、そして佐知子の悲しい痛みにみちた夏の終わり。世界に押しつぶされないために、真摯に生きる若者たちを描く青春小説だ。同氏の作品は、『そこのみにて光り輝く』や『オーバー・フェンス』などに続く4作目の映画化となる。監督を務めるのは『Playback』『THE COCKPIT』など、意欲的な作品を手掛けてきた三宅唱。原作はそのまま、舞台を東京から函館に移し、現代の物語として大胆に翻案した。

■柄本佑、染谷将太ら若手実力派俳優が出演

 主演は、『素敵なダイナマイトスキャンダル』で主演を務めた柄本佑。函館郊外の書店で働く主人公「僕」を演じる。そのほかにも、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』で主人公・空海を務めた染谷将太が静雄役を、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務めた石橋静河が佐和子役を熱演する。

■ストーリー

 函館郊外の書店で働く「僕」と一緒に暮らす失業中の静雄。「僕」と同じ書店で働く佐知子が加わり、3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。

■作品情報

 『きみの鳥はうたえる』公開日:2018年9月1日(土) 新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかロードショー先行公開:2018年8月25日(土) 函館シネマアイリス脚本・監督:三宅唱原作:佐藤泰志出演:柄本佑、石橋静河、染谷将太、足立智充、山本亜依、柴田貴哉、水間ロン、OMSB Hi'Spec、渡辺真起子、萩原聖人配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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