【銘柄フラッシュ】不二サッシが連日急伸し大和重工はマンホールの蓋(ふた)が注目されて高い

2018年6月7日 07:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 6日は、東証1部の値上がり率1位にアジュバンコスメジャパン<4929>(東1)が入り、2日連続ストップ高の26.3%高。2016年2月に子会社と理化学研究所、オーガンテクノロジーズ(東京都港区)との共同研究を発表しており、4日、オーガンテクノロジーズと理化学研究所が「毛包器官再生医療に向けた非臨床試験開始について」を発表したため連想買いが連日殺到。

 2位はクミアイ化学工業<4996>(東1)の9.2%高となり、5日に業績見通しのお増額修正を発表し注目が再燃。

 3位はソースネクスト<4344>(東1)の8.1%高となり、5日に発表した5月の「PCセキュリティソフト月次販売本数シェア」が拡大したこと、手のひらサイズの自動翻訳機「ポケトーク」への期待などが言われて急反発。

 不二サッシ<5940>(東2)は体内で分解・吸収する医療素材が注目されて2日連日ストップ高の39.1%高。大和重工<5610>(東2)は製品案内の中に「マンホール鉄ふた」があり、自治体の中にマンホールの蓋(ふた)を使った広告事業を始める動きがあることなどが思惑材料視されて29.0%高と急伸。プレミアムウォーターホールディングス<2588>(東2)は決算説明会資料を5日ホームページにアップして注目し直されたとの見方があり10.5%高となって2日ぶりに高値を更新。

 エヌ・ピー・シー<6255>(東マ)は今期減益見通しだが5月締めの第3四半期決算に期待する様子があるとされ9.7%高と3日ぶりに高値。日本ファルコム<3723>(東マ)は6日付でオンラインストーリーRPG「英雄伝説:暁の軌跡」アップデート版を発表し8.1%高と3日ぶりに高値を更新。

 シーズメン<3083>(JQS)は4日発表の「月次販売速報」(5月分)のほか、また大量保有報告書に変化があるのではといった憶測が言われてストップ高の20.6%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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