【銘柄フラッシュ】イワキが値上がり率1位となり京写は中国企業への出資提携が注目されて活況高

2018年5月29日 07:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 28日は、東証1部の値上がり率1位にイワキ<8095>(東1)の12.3%高が入り、業績見通しの大幅増額修正を受けて11時前には一時18.7%高まで急伸して戻り高値を更新した。

 2位はブレインパッド<3655>(東1)の9.0%高となり、第3四半期の大幅増益を受けて今6月期の業績に対する期待が再燃とされ、株式分割など調整後の上場来高値を連日更新。

 3位はソラスト<6197>(東1)の8.9%高となり、6月末を基準日とする株式3分割を25日に発表し、連結売上高と営業・経常利益が今期も2ケタ増の見通しという業績拡大基調もあり約1週間ぶりに上場来の高値を更新。

 イワキポンプ<6237>(東2)も6月末を基準日とする株式3分割を25日に発表したことなどが好感されて11.1%高となり、取引時間中としては4月10日以来の3900円台回復。リミックスポイント<3825>(東2)は9.2%高となり、今期の連結営業利益3倍の見通しとグループの「ビットポイント」による仮想通貨関連事業への期待が衰えず、チャート妙味も強まったとされて注目再燃の様子。

 アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東マ)は今12月期の業績見通しを営業利益90%増などとし、決算発表ラッシュが一巡して好業績銘柄をピックアップする動きが波及したとの見方で15.3%高。クラウドワークス<3900>(東マ)は働き方改革法案の成立に向けた動きや大手銀行、証券から出資を受け入れる提携などへの注目が再燃とされて13.4%高。

 豊商事<8747>(JQS)は前3月期の連結最終損益が黒字に転換し、同業の3社は赤字継続だった中で注目された上、岡藤ホールディングス<8705>(JQS)と日産証券(非上場)との資本業務提携が連想と思惑を招くとされて再び出直りストップ高の18.8%高。京写<6837>(JQS)は中国企業への出資を含む提携が注目されて一時15.8%高となり、大引けは3.6%高だが出来高が激増した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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