マクラーレン・セナ 醜いスタイルは、サーキット走行で最速のロードカーであるため

2018年5月27日 07:50

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マクラーレン・セナ(画像: マクラーレンの発表資料より)

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 その販売価格は約1億1,300万円、限定500台生産でありながら既に完売。かつてマクラーレン・ホンダで一時代を作り上げた、日本に最も関係が深いF1レーサー、故アイルトン・セナの名を冠したマクラーレンのロードカー、「マクラーレン・セナ」のことだ。そのコンセプトは、「究極のサーキット仕様のロードカー」となるようだ。

【こちらも】【さらばマクラーレン・ホンダ】F1最強ブランドの終焉 「サイズゼロ」の失敗?

 マクラーレンが、公道を走れるサーキット仕様の車を造り始めたのは「マクラーレンF1」からだ。それまでスーパーカーの分野で最高峰と言われていたフェラーリF-40などと比較して、F1マシーンにボディを被せただけといった仕様に近いことを狙っていた。しかし実際は、エンジンはBMW850に積まれたV12をもとに開発されたもので、F1マシーンとは別物であった。当時、BMWのチューナーに展示されたマクラーレンF1に出会ったが、とても素人が手を出してはならない代物に見えていた。

 いまや数々のロードゴーイングカーを製造販売するマクラーレンだが、マクラーレン・セナは「最高速は問題ではない」と最高速度を発表していない車なのだ。その言葉を表しているのがスタイリングだが、「美しい」とはとても言えない姿だ。0-100km/h加速2.8秒。0-300km/h加速は17.5秒。最高出力800馬力、車重1,198kg。かつてのマクラーレンF1の最高出力636馬力、車重1,140kgと比較すると、かなり最高スピードは出るように見えるが、マクラーレンF1の390km/h以上に対して340km/hと見られている。

 それは、最高スピードを出すのではなく、実際にサーキットを速く走ることを狙って開発されているからだ。ラップタイムの最速を目標として開発されたとしているので、ニュルブルクリンクなどでのラップタイムが発表されるのかと思いきや、明確な数字は示されなかった。

 もう一つの注目すべき数字は、その軽さだ。車重1,198kgは小型車並みで、カーボンなどを多用した技術はF1 マシーン譲りだ。「リヤウイングが4.87kg」であると発表されたが、カーボン技術も進化し続けているのであろう。

 マクラーレンはF1レースでは今年からホンダとの契約を切ってしまっているが、マクラーレン・ホンダが未だにF1界最高のブランドであることは、故セナの活躍が証明している。マクラーレン・セナの名と共に永遠に刻まれることを日本人として誇りに思う。(kenzoogata)

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