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乃木坂46 斎藤ちはる・相楽伊織が卒業発表
5月20日、大好評のまま千秋楽を迎えた乃木坂46のアンダーライブ静岡公演で、斎藤ちはる、相楽伊織の卒業が発表された。
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斎藤ちはるは1期生。生田絵梨花、中元日芽香とともに中3トリオ(結成時の学年)と呼ばれ、その歌唱力の高さはファンの間ではかなり知られている。活動しながら明治大学に進学し、学業との両立を果たす一方で、先日はミステリーハンターにも挑戦、身体を張ったレポートで結果を出すなど、乃木坂には欠かせないメンバーだった。
また、エキゾチックな顔立ちの典型的な美人顔でありながら、能條愛未と並ぶ楽屋番長でバラエティやMCでも安定感を発揮している。21日の報道では、キー局のアナウンサーに内々定との記事も出ており、これが本当なら市來玲奈に続く2人目のアナウンサー誕生となる。
2期生の相楽伊織は、学業のため、他の2期生からは少し遅れて乃木坂に合流。そのスタイルのよさは、復帰早々の番組でファッション誌の編集長がモデル適性ありと太鼓判を押したほどの美少女で、いならぶ先輩を差し置いて(?)テレビ埼玉で冠番組のMCに抜擢されるほどの期待株だった。
初期から、外見とは正反対のフワフワしたしゃべり方で、あまり自己主張をしないタイプのメンバーだったが、昨年あたりからどんどん綺麗になり、また真夏さんリスペクト軍団としてトークも上達、何よりも2期生年少組のまとめ役としての存在感も出しており、休業していた北野日奈子やアンダラで初座長となった鈴木絢音の片腕としてなくてはならない、さらに将来が期待できるメンバーでもあった。さらに、彼女のファンクラブの一つである「いおり会」は、毎回握手会やライブの際には、マナーを啓蒙するコメントを積極的に発しており、彼女の人柄を示す指標の一つになってもいた。
こういうスキルもキャリアもある実力派メンバーの存在が、乃木坂46を層の厚いアイドルグループとしての安定感を支えていたことは言うまでもなく、彼女たちの卒業は大きなダメージではあるが、それでも「乃木坂は終わった」という声があまり聞こえてこないのは、メンバー一人一人の意識が高いためだと思う。
この日も、座長としてMCをつとめた鈴木絢音は涙をこらえながらも最後まで毅然とした、しかし愛情あふれる口調で二人を送り出していたし、泣きじゃくっていた伊藤純奈も歯を食いしばりながら笑顔を作っていた。悟ったような優しい笑みを最後までキープしていた川後陽菜は、まるで聖母のようだったし、3期生に微笑みかける和田まあやはすっかり大人の女性になっていた。
メンバーの卒業は、残されたメンバーの成長につながる。その背中を見ている3期生にも、しっかりとそのDNAは刻み付けられるだろう。
幸いなことに、相楽は今後も芸能活動を続ける予定だという。先に卒業した、伊藤万理華や川村真洋の例をみても、乃木坂の運営は、サポートはしっかりしてくれるだろう。彼女たちの今後の成長をしっかりと見守っていきたいものだ。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)
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