古い車は安全性の面でも不利に

2018年5月18日 12:21

印刷

記事提供元:スラド

maia曰く、 13年経過(ガソリン車)といった古い車は税金が高くなるという制度は批判される事があるが、エコよりもセーフティを考えた方がいいかもしれない。NHTSAの調査によれば、年式と安全性はきれいな相関関係にある(Autoblog)。

 乗用車による事故で乗員が致命傷を受けた率を製造年別に見ていくと、55%:1984年以前、53%:1985年~1992年、46%:1993年~1997年、42%:1997年~2002年、36%:2003年~2007年、31%:2008年~2012年、26%:2013年~2017年となっている。1998年式と2015年式のカローラ同士をオフセット衝突させた実験を見ると(Autoblog)、構造の違いはあまりにも顕著だ。エアバッグの有無どころの騒ぎではない。

 直近だと、自動ブレーキといった事故防止装置が出現している点も(新しい車を選ぶ)大きな要素になる(現在はちょうど過渡期とも言える)。それを言うなら、10年後には、自動運転でない車が批判されるようになっているかもしれないが……。

 スラドのコメントを読む | 交通

 関連ストーリー:
軽自動車に乗っている高齢ドライバーの事故の致死率は普通車に乗っている高齢ドライバーの1.6倍 2018年02月15日
多くの人が完全自動運転車には乗りたくない、米Gartnerの調査結果 2017年09月05日
将来、人間による車の運転は「危険すぎる」として禁止される? 2015年03月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事