女子ゴルフ・ほけんの窓口レディース、鈴木愛が連覇

2018年5月13日 22:05

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 福岡市・福岡カンツリー倶楽部で行われていた女子ゴルフツアー「ほけんの窓口レディース」は13日、最終日を迎えた。

 鈴木愛が初日、2日目とも首位で終え、迎えた最終日も菊地絵理香とのデッドヒートを最終ホールで制しての完全優勝と連覇を成し遂げた。朝から荒れ模様の天気の中で首位も頻繁に入れ替わる激戦を勝ち抜き、今シーズン早くも3勝目を挙げた鈴木は女王と呼ばれるにふさわしかった。

 最終日を2位の菊地と1打差の首位でスタートした鈴木は、3バーディ、3ボギーのイーブンでフィニッシュ、トータル8アンダーで辛くも逃げ切った。鈴木は3番でバーディを奪うも8番でボギーを叩くと菊地は10番でバーディを奪い逆転される。さらに12番、15番とボギーが続くと、菊地はチップインバーディを決めるなどして2打差のリードを許す苦しい展開となる。16番、17番と鈴木は我慢のパーで乗り切るが、菊地は連続ボギーを叩いてしまう。

 最終ホールを迎えた時点で、ホールアウトしていたアン・ソンジュ(韓国)と同じ7アンダーのトップタイで3人が並んでいた。ここで菊地は長めのパットを惜しくも決め切れずパーでフィニッシュする。すると鈴木は約1メートルにつけたバーディチャンスを決め切り、最後のワンプレイで逃げ切っての優勝となった。

 2位には1打差で菊地とアン・ソンジュ、4位に2打差で有村智恵が入った。

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