ホンダ軽二輪スクーター「フォルツァ」がフルモデルチェンジ

2018年5月12日 20:01

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フォルツァ(パールホライゾンホワイト)。(画像:本田技研工業発表資料より)

フォルツァ(パールホライゾンホワイト)。(画像:本田技研工業発表資料より)[写真拡大]

 本田技研工業(ホンダ)は、軽二輪スクーター「フォルツァ」をフルモデルチェンジすると発表した。単気筒250ccエンジンを搭載し、7月20日から発売となる。

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 フォルツァという名はイタリア語で「力強さ」「元気」などを意味するものである。2000年に初代モデルMF06が発売され、以後代数は3代目までを数え、今回のフルモデルチェンジによって4代目の登場という形である。

 その特徴は精悍なスタイリングとスポーティな運動性能。シティーコミューターとして幅広い客層に支持されているという。

 今回のフルモデルチェンジでは、安全・高速走行性能のさらなる向上のほか、街中での扱いやすい軽快さをさらにプラスする方向で調整がなされ、総合性能の向上が図られている。

 車体は走行状況や好みなどに合わせて調整できる電動式可動スクリーンを採用、また軽量かつコンパクトで剛性を最適化した新設計のフレームによって、低速域の小回りの効軽快な走りと、高速域での快適な走行の両立を目指した。

 足回りには新デザインのアルミ製ホイール、これは従来モデルよりもサイズアップをはかったものである。またABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も装備されている。

 エンジンは、吸気効率の向上を追求した。やはり低速での扱いやすさと、発進時から巡航速度域までの優れた動力性能を実現している。

 またフロント部左側のインナーボックス内に、携帯端末などの充電に便利な12V2Aのアクセサリーソケットを装備している。エンジン始動がより便利になるHonda SMART Keyシステムも採用、スマートキーを携帯して車両に接近するとキーを取り出さなくてもメインスイッチノブが開錠される。

 価格は消費税込で64万6,920円。国内年間計画販売台数は、3,000台となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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