多摩モノレール、「ビール列車2018」6月2日開催 4月26日より申込

2018年4月23日 21:59

印刷

 多摩モノレールは6月2日に、「ビール列車2018」を開催する。ビール列車は、当日17時30分よりモノレールを貸し切って、つまみとともに「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」を飲み放題で楽しむというもの。乗車区間は上北台駅から高幡不動を経由・往復し、多摩センター駅へ向かう約1時間55分間だ。申し込みは、4月26日10時から多摩モノレール内ウェブサイトにて先着150名を対象に受け付ける。

【こちらも】JR東や関東私鉄など鉄道26社、「かけこみ乗車防止キャンペーン」を合同実施

 今年のテーマは「スポーツ好きあつまれ」。暑くなるこれからの季節、スポーツを酒の肴に大いに盛り上がろうというのがコンセプトだ。多摩地域および多摩モノレールに縁のあるスポーツチーム(サントリーサンゴリアス、東京ヴェルディ、埼玉西武ライオンズ、アルバルク東京)の協力を得て、各チームにちなんだ話題で盛り上がりそうだ。

 当選者は当日税込み4100円を支払って乗車。車両の壁に並行して設置された座席に併せてテーブルを設置し、参加者が整然と座ってつまみを手にサントリープレミアムモルツを飲むというもの。車窓からは暮れなずむ多摩の景色に頭上からつり下がる吊り輪と、今まで経験したことのない景色が広がるわけで、それだけで不思議なほど、異空間にいるという高揚感に包まれそうだ。

 つまみのほか、参加者にはファミリーマートで使える割引券などもあり、それを使ってファミチキをつまみとして買い込み乗車するという、ちょっとした列車旅行の気分を味わえるのもこの催しの醍醐味(だいごみ)と言える。また、1人でイベント参加はできず、2~4名までのグループでの参加を促していることから、多摩モノレールを利用して今まで接することがなかった人達とビールとスポーツを介して出会えるという空間にもなる。

 多摩モノレールは多摩動物公園やサンリオピューロランドなど、ファミリー向けの娯楽施設を有するほか、沿線の大学にも通いやすい点から多摩地域をつなぐ重要な路線。そこを舞台に、暑い夏に欠かせない冷たいビールを楽しむ「ビール列車2018」は、地域活性化および多摩モノレールの利用活性化にも大いに役立ちそうだ。(記事:M_imai・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事