なでしこジャパン、韓国とスコアレスドロー 女子サッカーW杯最終予選

2018年4月11日 10:06

印刷

 10日、ヨルダンで行われた女子サッカーアジア大会グループリーグ第2戦で日本は韓国と対戦、0-0の引き分けに終わった。この結果、日本は第3戦のオーストラリア戦にW杯出場をかけることになった。

【初戦は】なでしこジャパン、ベトナムに4-0で圧勝 女子サッカーW杯最終予選

 この試合、勝てばW杯出場が決定する日本は、第1戦からメンバーを5人入れ替え、約2年ぶりとなる川澄奈穂美などを先発させる。第1戦でオーストラリアと引き分けた韓国は、勝ち点3を奪いに序盤から攻勢をかける。韓国は日本をフリーにさせず、堅い守備からアーリークロスなどで日本のゴールを何度か脅かすシーンもある。これに対し日本はゴール前で身体を張って守るも、シュートが1本も打てず我慢する展開が続く。

 後半から田中美南に代えて菅澤優衣香を投入、前線を活性化させようとする。後半16分、CKを菅澤がヘッドで合わせるシュートがわずかにゴールを外れるも、日本は初めてのシュートになる。後半20分、菅澤からのバックパスを川澄がシュート、これはDFに当たるも、徐々に韓国は前半からの攻撃の疲れが見え始め日本がペースを握る。後半24分には川澄のクロスを菅澤がシュート、後半27分には岩渕真奈からのスルーパスに反応した長谷川唯がシュートする。

 ロスタイム、岩渕がドリブルで切り込んでのシュートもGKにセーブされ、CKを得たがこれもゴールにはならず、スコアレスのまま試合は終了した。

関連キーワード

関連記事