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TVアニメ『ポプテピピック』第6話「第30期電脳戦」【感想コラム】
TVアニメ『 ポプテピピック 』第6話「第30期電脳戦」【感想コラム】[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
現在コラボカフェが絶賛開催中のアニメ『 ポプテピピック 』も第6話を迎えましたね。早いことにもう折り返し地点です。みなさんはここまでご覧になっていますか?脱落していませんか?
筆者もあのカオスなアニメと毎週戦っています。パロディの元ネタ特定に一苦労しますが、なんだかんだで毎週楽しんでいます。ただ、今回放送された第6話はほかの話数に比べるとパロディネタが少なかったですね。どうしたのでしょうか?
それでは、『 ポプテピピック 』第6話を見てゆきましょう!
Contents
1 原作マンガネタがてんこ盛り2 最近話題の将棋ネタ!にもかかわらず囲碁3 今回の声優さんは?4 TVアニメ『 ポプテピピック 』第6話「第30期電脳戦」の感想
■原作マンガネタがてんこ盛り
今回はパロディネタよりも原作マンガのネタが多かったですね。インターネット上では、アニメの冒頭に出てきた「ヘルシェイク矢野」と「マグマミキサー村田」の元ネタを探している人も多かったですが、実は彼ら、原作ネタなんですよ。
もちろん、独特の尖ったアゴに既視感はありますが、キャラクターそのものは原作マンガに登場しています。OP映像にもチラッと登場していますよ。
「ボブネミミッミ」でも”ご当地三点倒立”のネタが使われていましたね。アニメに起用されたことでさらなるアレンジが加えられて、よくわからないものになっていました。テンションもちょっとアレでしたしね。
ほかにもさまざまな原作ネタが盛り込まれていたので、原作マンガのファンにとって嬉しい回だったのではないかと思います。
■最近話題の将棋ネタ!にもかかわらず囲碁
第6話では最近多方面で話題になっている将棋のネタが使われていましたね。リアルでは棋士の藤井聡太さんが五段に昇段したことや藤井五段と羽生善治竜王の対局したことなど、将棋界が大きく動いています。アニメ的には、『3月のライオン』や『りゅうおうのおしごと!』といった将棋を題材にしたアニメが放送されていますね。
こんな感じに将棋界がホットな今、『ポプテピピック』が将棋ネタをぶち込んできました。『ポプテピピック』が将棋をどのようにいじくるのかと思っていると、ポプ子の背後に平安みのあるピピ美が…
あっ…、これ知ってる。これは囲碁アニメや。
アニメのタイトルは伏せておきますが、今回のピピ美は確実にあの囲碁アニメを題材にしていますね。「神の一手」と言っていたので間違いないでしょう。
さらに、「イッテゾン・ちえこ」というブルゾンチックなキャラクターや、某対戦格闘ゲームに登場する平八っぽいおっさんが登場していましたね。原作ネタ多めの回ではありましたが、所々にパロディネタが入っているので油断できません。
■今回の声優さんは?
ポプ子とピピ美の声優が毎回変わることが当たり前となっていますが、今回も当然のように前回までとは異なる声優さんがポプ子とピピ美を演じていましたよ。
Aパートではポプ子役を三瓶由布子さん、ピピ美役を名塚佳織さんが演じていました。こちらのお2人、『交響詩篇エウレカセブン』コンビですね。レントンとエウレカですよ。そのほかには『だぁ!だぁ!だぁ!』のコンビでもあります。みなさんはどちらを思い浮かべましたか?
Bパートではポプ子役を下野紘さん、ピピ美役を梶裕貴さんが演じていました。この2人の共演作はかなり多いですね。『進撃の巨人』『SERVAMP‐サーヴァンプ‐』などのアニメで共演しているほか、2008年~2010年に放送されていたラジオ「下野紘&梶裕貴のRadio Misty」もありました。2人は仲が良いことでも有名ですね。
そんな2人が演じていたBパートはいくつかアドリブがありましたね。「からあげ」「1000%」といった2人にちなんだワードが飛び出していました。さらに、アフレコでのミス(だと思われる)をそのままオンエアで流されていましたね。下野さんの裏返った声がアニメで流されました。
■TVアニメ『 ポプテピピック 』第6話「第30期電脳戦」の感想
今回はこれまでに放送されてきた話数に比べるとパンチ力の低い回だったと言われていますね。筆者もそう思いますが、よく考えてください。ここまで放送されてきた第1話~第5話を見た結果、感覚がマヒしてしまっているのではないでしょうか。中指を立てるという確実にアウトなジェスチャーや過剰な量のパロディネタ、カオスコーナー「ボブネミミッミ」などを見すぎたことで、私たち視聴者の「セーフ」ラインが引きあがってしまっているのだと思います。
第6話もおかしかったですよ!『君の〇は。』と「かめはめ波」のミックスやオチが見えない「ポプテピクッキング」など、ほかのアニメでは味わうことができなさそうな混沌がしっかりと盛り込まれていますからね。
今回放送された第6話のインパクトが弱く思えた分、次回以降のお話でどうなるかが少し不安ですね。今回は山下諒氏のゲームパートもなかったですし。来週放送される回はどうなってしまうのでしょうか?
次回も楽しみですね!
(あにぶ編集部/タングステン)
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