欅坂46 6thシングルの握手会が一次で完売続出

2018年2月16日 21:29

印刷

 欅坂46の6枚目シングル『ガラスを割れ!』が、3月7日発売となり、それにともなう個別握手会の完売状況が明らかになった。

【こちらも】欅坂46・長濱ねるの写真集が11.5万部突破

 この、個別握手会というのは、ユーザーが選んだメンバーと買ったCDの枚数分だけ握手できるというもので、メンバーの人気の指標としてよく使われるデータである。当然、枚数に限度があるため、抽選で外れてしまうこともあるため、人気メンバーは完売が早いということになる。

 しかしながら、今回の『ガラスを割れ!』のデータでは、なんとまだ第一次であるにも関わらず、40人いるメンバー(平手友梨奈は欠席)のうち、11人が全会場で完売となり、残ったメンバーも多くが完売を出しているという、凄まじい結果になっている。

 年末、紅白歌合戦でのインパクトや、先日の武道館をひらがなけやきだけで3日間満員にしたこともあり、一気に注目度が上がったのかもしれないが、第一次で完売率が50%近くなるというのは、驚くべき状態といっていいだろう。

 特に注目したいのは、昨年秋に合流した、ひらがなけやきの2期生(欅坂46としては3期生になる)で、初の全国握手会でありながら、ほとんどのメンバーに完売が出ており、渡邊美穂と小坂菜緒は全会場で完売となっている。

 初ということで、そもそもの部数が先輩たちに比べると少ないとはいえ、これもまた凄まじい記録といえるだろう。

 ただ、こうなると心配になるのが、欅坂の今後のスタンスだ。

 武道館の「けやき坂」(ひらがなけやき)は、ハッピーオーラ全開の楽しいライブをくりひろげ、激しく、メッセージ性の強い曲が多い「欅坂」とはまた違った一面を見せた。そして、彼女たちには、初のソロアルバムまで作られるというが、今回の6枚目のシングルも、1期の全員選抜という固定化は崩せないまま、カップリング曲を歌うことになる。

 別グループとして活動させるのか、それともアンダー的要素を残したまま継続するのか、先行きがはっきりしないことに戸惑うファンも多い。

 記者個人は、武道館の公演があまりにもよかったので、別グループとしてシングルを出してほしいし、ひらがなけやきのメンバーが音楽番組に出演する姿も見てみたいと思うのだが、果たして、運営はどのようにかじ取りをしていくのか、今後が注目される。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事