ディア・ライフ 1Q利益率は低下するも、物件売買・サービスの取扱は堅調に推移

2018年2月13日 12:14

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記事提供元:フィスコ


*12:14JST ディア・ライフ---1Q利益率は低下するも、物件売買・サービスの取扱は堅調に推移
ディア・ライフ<3245>は9日、2018年9月期第1四半期(17年10-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.8%減の19.54億円、営業利益が同51.9%減の1.51億円、経常利益が同46.8%減の1.56億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.2%減の0.9億円となった。

リアルエステート事業の売上高は前年同期比4.2%減の13.87億円、営業利益は同38.2%減の2.06億円となった。「北千住(東京都足立区)」などの都市型マンションや収益不動産を不動産販売会社や事業会社等に売却を進めてきた。また、5件の開発用地と収益不動産の仕入を行った。

セールスプロモーション事業の売上高は同1.2%減の0.78億円、営業利益は同30.0%減の0.15億円となった。大手不動産会社を中心としたクライアントからの営業サポート、受付スタッフ、イベントスタッフ等幅広い職種での人材派遣案件の受注が堅調に推移し、安定した人材派遣や多数のスタッフが必要とされる大型案件へサービスを提供した。

アウトソーシングサービス事業の売上高は同5.5%増の4.89億円、営業利益は同10.2%減の0.43億円となった。子会社の株式会社パルマが展開しており、ビジネスソリューションサービス(セルフストレージ事業会社向け滞納保証付きアウトソーシングサービス)を始めとした各種サービスが好調に推移した。加えて、ターンキーソリューションサービス(セルフストレージ施設開発販売、開業支援・事業運営コンサルティング)の取組として、投資運用ニーズに応え機関投資家向けに1件の施設開発販売や開業支援コンサルティングを行った。

2018年9月期通期の連結業績目標については、経常利益が前期比25.2%増の25.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.0%増の16.50億円とする期初計画を据え置いている。《MW》

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