今週の【日経平均】2月5日~9日『米株安の流れを引き継ぐ、一時1600円超安の場面も』

2018年2月11日 09:47

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記事提供元:フィスコ


*09:47JST 今週の【日経平均】2月5日~9日『米株安の流れを引き継ぐ、一時1600円超安の場面も』

【大幅続落、米株安の流れで一時600円超安】5日(月)

■概況■22682.08、-592.45
5日(月)の日経平均は大幅続落。前週末2日の米国市場でNYダウは665ドル安と約9年ぶりの下げ幅を記録した。1月雇用統計が市場予想を大きく上回る内容となり、長期金利の上昇に伴い幅広い銘柄が売られた。本日の日経平均はこうした流れを引き継ぎ、節目の23000円を約1カ月ぶりに割り込んでスタートした。寄り付き後もNYダウ先物の下落や円相場の強含みとともに軟調な展開となり、下げ幅を600円超に広げる場面があった。後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑などから下げ渋ったが、戻りも限定的だった。

大引けの日経平均は前週末比592.45円安の22682.08円となった。東証1部の売買高は18億8189万株、売買代金は3兆5671億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、石油・石炭製品、非鉄金属、鉱業、ガラス・土石製品、金属製品が下落率上位だった。


◆注目銘柄◆
ファーストリテ<9983>が4%超の下落で指数を押し下げた。国内ユニクロの1月既存店売上高が5カ月ぶりに前年同月比マイナスとなった。第3四半期決算を発表した三菱UFJ<8306>や、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>などその他売買代金上位も全般軟調。SGホールディングス<9143>や板硝子<5202>は決算を受けて大きく売られた。また、業績下方修正のフジクラ<5803>が東証1部下落率トップとなり、グランディ<8999>やインソース<6200>も上位に顔を出した。

一方、売買代金上位ではソニー<6758>やホンダ<7267>が逆行高。ともに第3四半期決算の想定上振れや通期予想の上方修正が好感された。レーティング引き上げ観測の宇部興<4208>は上げ目立つ。また、アイスタイル<3660>、GSIクレオス<8101>、日光電<6849>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。


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【急落、米株安を受けて一時1600円超安】6日(火)

■概況■21610.24、-1071.84
6日(火)の日経平均は急落。5日の米国市場でNYダウは1175ドル安と史上最大の下げ幅となった。長期金利の上昇に対する警戒感から資金引き揚げの動きが広がった。本日の東京市場でも投資家のリスク回避姿勢が続き、日経平均は415円安からスタートすると下げ幅を広げる展開となった。後場に入ると一時21078.71円(前日比1603.37円安)まで下落し、取引時間中としては約17年10カ月ぶりの下げ幅を記録した。ただ、引けにかけて500円超下げ幅を縮めて取引を終えた。東証1部銘柄の約98%が下落する全面安の展開だった。

大引けの日経平均は前日比1071.84円安の21610.24円となった。東証1部の売買高は31億5571万株、売買代金は5兆6483億円で、売買代金は13年5月以来の高水準となる。業種別では、前日に続き全33業種がマイナスとなり、ガラス・土石製品、金属製品、非鉄金属、ゴム製品、化学が下落率上位だった。


◆注目銘柄◆
任天堂<7974>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>といった売買代金上位が軒並み大幅安。特に安川電<6506>は7%超安と下げが目立った。業績観測報道が伝わったJXTG<5020>や第3四半期決算を発表した住友電<5802>なども大きく売られ、今期減益見通しが嫌気された日電硝<5214>は12%超下げた。また、ダイヘン<6622>が第3四半期の収益鈍化を受けて東証1部下落率トップとなり、平河ヒューテ<5821>や山一電<6941>も上位に顔を出した。

一方、日経平均構成銘柄ではマルハニチロ<1333>と三菱自<7211>が逆行高。ともに今期業績予想を上方修正しており、マルハニチロは4%近く上昇した。また、業績上方修正のアトラ<6029>や第3四半期が好決算だったシグマクシス<6088>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。


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【小反発、米国の先行き不安から自律反発の域脱せず】7日(水)

■概況■21645.37、+35.13
7日(水)の日経平均は小反発。6日の米国市場では荒い値動きとなったが、買戻しが優勢となり、NYダウは567ドル高と主要株価指数は大きく反発。日本株市場もインデックスに絡んだ商いを中心に買いが先行した。しかし、前場半ばに22353.87円まで上げ幅を広げたが、その後は次第にこう着感の強い相場展開となり、後場に入ると戻りの鈍さから引けにかけて上げ幅を縮めている。円相場は1ドル109円20銭台とやや円高に振れて推移していたほか、NYダウ先物が200ドル安程度と弱含みに推移していたことなどが、慎重にさせていた。

大引けの日経平均は前日比35.13円高の21645.37円となった。東証1部の売買高は23億3629万株、売買代金は4兆5260億円だった。業種別では、石油石炭、医薬品、パルプ紙、鉱業がしっかり。半面、海運、食料品、その他金融、証券、建設、繊維がさえない。


◆注目銘柄◆
ゴールドウイン<8111>が上昇率トップ。業績上方修正が株式分割が材料視されており、昨日の急落から一変、20%を超える上昇で最高値を更新している。その他、西尾レントオール<9699>、能美防災<6744>、ARM<8769>、サンケン電気<6707>が値上り率上位に。一方で、デサント<8114>が値下がり率トップ。決算が嫌気される格好となった。


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【大幅続伸、円下落で後場再び強含み】8日(木)

■概況■21890.86、+254.49
8日(木)の日経平均は大幅続伸。7日の米NYダウは長期金利の上昇を受けて19ドル安となったが、本日の東京市場では目先の下げ止まり感から好決算銘柄を中心に買いが入り、日経平均は76円高からスタートした。前場には上げ幅を260円近くに広げる場面があったものの、戻り待ちの売り圧力も強く、買いが一巡すると前引けにかけて伸び悩んだ。しかし、後場に入ると円相場が1ドル=109.60円台まで下落したことにつれて日経平均は再び強含み、一時21977.03円(前日比331.66円高)まで上昇した。

大引けの日経平均は前日比245.49円高の21890.86円となった。東証1部の売買高は18億2042万株、売買代金は3兆5495億円だった。業種別では、ゴム製品、ガラス・土石製品、輸送用機器が上昇率上位だった。一方、その他製品、海運業、食料品など5業種が下落した。


◆注目銘柄◆
決算や子会社の上場準備を発表したソフトバンクG<9984>のほか、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株がしっかり。トヨタ自<7203>やキーエンス<6861>は2%超、ファナック<6954>は3%超の上昇。前日に通期決算を発表した旭硝子<5201>や、前引け後に第3四半期決算を発表した日揮<1963>なども上げが目立った。また、業績上方修正の電子材料<6855>やイノテック<9880>、大幅増益決算のシンクロフード<3963>やASB機械<6284>がストップ高水準で本日の取引を終えた。

一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、JT<2914>、SUMCO<3436>などが軟調。SMC<6273>は順調決算にもかかわらず4%超下げた。また、第3四半期決算が嫌気されたタカラトミー<7867>や業績下方修正の洋エンジ<6330>は急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。


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【3日ぶり大幅反落、米株再度の急落でリスク回避ムード】9日(金)

■概況■21382.62、-508.24
9日(金)の日経平均は3日ぶり大幅反落。8日の米国市場ではNYダウが1032ドル安となり、今月5日に次ぐ過去2番目の下げ幅を記録した。米政府機関の閉鎖や長期金利の上昇に対する懸念が強まり、投資家の先行き不透明感を示すVIX指数が再び高止まりした。本日の東京市場でもリスク回避の売りが先行し、日経平均は383円安からスタートすると下げ幅を大きく広げた。前引けにかけて21119.01円(前日比771.85円安)まで下落する場面があったが、その後は3連休を前に安値圏でのもみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前日比508.24円安の21382.62円となった。およそ4カ月ぶりの安値水準となる。東証1部の売買高は21億3748万株、売買代金は4兆0017億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙、機械、保険業が下落率上位だった。一方、精密機器は比較的小幅な下げにとどまった。


◆注目銘柄◆
指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>やファナック<6954>、決算がネガティブ視された日産自<7201>などは3%超下げた。米国市場の流れからSUMCO<3436>や信越化<4063>といった半導体関連株が大きく売られ、コマツ<6301>なども下げ目立つ。その他売買代金上位も任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、など全般軟調。西武HD<9024>やDeNA<2432>は決算を受けて急落した。また、オプトHD<2389>、ノーリツ鋼機<7744>などが東証1部下落率上位に顔を出した。

一方、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>やSUBARU<7270>が逆行高。決算が評価された資生堂<4911>は4%超上昇し、ネクソン<3659>は商いを伴って急伸した。バンナムHD<7832>は後場上げ幅を急拡大。また、日本化<4092>、ヨータイ<5357>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。


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