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米国株見通し:ハイテクや金融株の上昇に期待
*20:33JST 米国株見通し:ハイテクや金融株の上昇に期待
S&P500先物 2731.25(+7.50) (20:20現在)
ナスダック100先物 6627.00(+23.50) (20:20現在)
20:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは70ドル高程度で推移。欧州市場は全般買い先行で推移している。原油相場は下落して推移しており、この流れを受けて買い先行の展開が見込まれる。4日の米株式市場は上昇。投資家のリスク選好姿勢が強まる中、12月ADP雇用統計が予想を上振れたほか、原油相場やその他資源価格の上昇も好感され、終日堅調推移となった。
グローベックスの流れを引き継ぐ格好が期待されるが、欧州では19時に発表されたユーロ圏12月消費者物価指数(CPI)速報値は前年比は予想と一致。ただ、同11月生産者物価指数(PPI)は堅調となったことが材料視されているようだ。日本株の上昇もセンチメントを明るくさせよう。本日は雇用統計が注目されるが、前哨戦となるADP雇用報告では予想を上振れる格好となっており、市場の期待感は大きい。また、米国では今後決算シーズンを迎えることもあり、業績上振れ期待なども支援材料になる可能性がありそうだ。
一方で原油相場の調整から、資源関連には利益確定の売りが出やすい。ただし、ハイテク株のリバウンドのほか、世界的な景気拡大への期待から金融株の上昇が意識されており、これが相場を押し上げる格好になりそうだ。過熱感が警戒されるが、需給状況は良好。その他、北朝鮮情勢についても、少なからず平昌五輪が終わるまでは、ミサイル発射といった動きはなさそうであり、リスク選好の地合いが続きそうである。《TM》
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