相鉄、新型車両「20000系」の営業運転開始を2018年2月に延期

2017年12月27日 11:57

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新型車両「20000系」(画像: 相模鉄道の発表資料より)

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 相鉄は、新型車両「20000系」について、営業運転の開始を遅らせることを発表した。当初、2017年12月の営業運転開始を目指して準備を進めていたが、地上設備の調整等に時間を要したため、新型車両の運行に万全を期すべく必要な調整を行った結果、運転開始日を2018年2月11日に開始することとした。詳細は決まり次第発表する。

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 相鉄が都心直通用新型車両20000系の導入を発表したのは2017年6月。20000系は2022年度に予定している東急線との相互直通運転をにらんで開発した車両で、2017年12月を目途に営業運転開始を予定していた。計16編成を導入する予定で、同社は2019年度にJRと、さらに2022年度には東急東横線との乗り入れも予定している。

 東急線との相互直通運転では乗り入れのため、相鉄本線の西谷駅から、東海道本線貨物支線(羽沢線)の横浜羽沢駅付近を経由し東急東横線の日吉駅まで建設中だった。

 東急東横線との相互直通運転用に製造された同車両は、2022年度以降は都心部まで乗り入れることになる。そのため、都内でも相鉄の存在感をアピールすべく、従来の通勤型車両には見られない斬新なデザインやアイデアを随所に盛り込んだ仕様を備えたとしている。

 20000系には次のような特徴がある。例えば「ユニバーサルデザインシート」を一部の優先席に導入したり、ベビーカー、車椅子用のフリースペースを全車両に設置した。また「ナノイー」搭載の空気清浄機を導入したり、「個別ドアスイッチ」を全てのドアに導入。これは空調効果を高めるためで、乗客自身の手でドアを開閉することができる。

 車両はスケジュール通り製造も進み、営業運転に備え、新型車両は山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で製造された第1編成が今年8月に相鉄線内へ輸送された。相鉄グループ創立100周年の2017年12月に1編成(10両)を導入する計画だったものの、車両と地上設備の調整などのため、計画を繰り下げ、2月の運転開始となった。

 喫緊でも、新幹線車両の底部に亀裂が見付かるなど、一歩間違えれば重大な事故につながりかねない事象もあったことから、運転開始時期の見直しを図ったとみられる。(M_imai)

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