音楽配信アプリ「AWA」、オンキヨーと共同開発のイコライザ機能を追加

2017年11月19日 11:26

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イコライザ機能の設定方法。(画像: オンキヨーの発表資料より)

イコライザ機能の設定方法。(画像: オンキヨーの発表資料より)[写真拡大]

 オンキヨーは16日、スマートフォンアプリで視聴するデジタル音楽配信・ストリーミングサービス「AWA(アワ)」に、AWAと共同で開発したイコライザ機能を追加し提供を開始すると発表した。

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 「AWA」はiPhoneとAndroidに対応しており、月額無料のフリープランと月額960円(税込)のスタンダードプランの両方で、「イコライザ」機能は利用可能だ。

●AWAアプリをイコライザ機能で楽しむ

 イコライザとは、曲を視聴する際に雰囲気に合わせて音質を変える機能だ。今回のイコライザ機能では、「ロック」「ポップス」「ピアノ」「ジャズ」「ヒップホップ」「ダンス」「エレクトロニック」「アコースティック」といったプリセットが25種類用意されている。

 オンキヨーの高度なサウンド技術を活用し、「デジタル演算アルゴリズム処理」が採用されておりスマートフォンでも高い音質で楽曲を楽しめるという。曲ごとに高音や低音をコントロールしたり、ボーカルのみの音量をあげたりなどユーザーの好みで音質を変えることができる。

●音楽をストリーミング配信するAWA

 AWAは、音楽関連企業であるエイベックスとIT関連企業であるサイバーエージェントが共同で設立したデジタル音楽を配信する企業だ。同社が提供する音楽ストリーミングアプリのサービス名も「AWA」となっている。

 2015年5月にサービスがスタートしており、取り扱っている楽曲は4,000万曲。また、有名人やユーザーがプレイリストを作成することができ、その数は約1,000万件にも及ぶ。AWAアプリのダウンロード数は1,400万件(2017年10月17日時点)となっている。

●最新デジタル機器を開発するオンキヨー

 今回、AWAアプリのイコライザ機能を共同開発したオンキヨーは、ピュアオーディオを生産している企業だ。1946年に創業され、長年培ったオーディオ機器技術が高く評価されている。

 近年では、スマートフォンアプリの開発やハイレゾ音響機器の開発など最新のデジタル機器分野にも進出している。

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