「スマートスピーカー」と「AIスピーカー」は違うのか

2017年11月16日 21:34

印刷

記事提供元:スラド

 インターネット接続機能を持ち、音声で操作できるスピーカー製品をGoogleやApple、Amazon、LINEなどが展開している。これらは「AIスピーカー」などと呼ばれることもあるが、これに対しITライターの西田宗千佳氏が『「AIスピーカー」でなく「スマートスピーカー」と呼ぼう』と提言している。

 海外ではこういった製品を「スマートスピーカー」と呼ばれており、「AIスピーカー」いう呼称はほとんど使われていないという。さらに、音声認識や音声合成は「AI」と直接関係しているわけではなく、現在実装されているものは「AI」と呼ばれるほどの知性はないとも指摘している。

 なお、AmazonもGoogleもこういった製品の話題で「AI」という単語を出すことに慎重になっているという。また、記事ではこれらと比較してやや精度で劣っているLINEは同社の「Clova」を「AIアシスタント」と呼んでいることについても「少々バランスが悪い」と評している。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 日本 | テクノロジー | ハードウェア | 人工知能

 関連ストーリー:
Amazon、「Alexa」と「Amazon Echo」の日本展開を発表 2017年10月04日
AI内蔵の「ハロ」、2018年に発売 2017年10月03日
スマートスピーカーが銃を持ち出しての口論を警察に通報 2017年07月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事