ダリの遺体掘り起こし作業にかかった費用、娘と主張の女性に請求へ

2017年10月21日 19:00

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記事提供元:スラド

 今年7月、スペイン・カタルーニャ州の霊媒師が画家・サルバドール・ダリの娘を名乗り遺産相続を求めた事件があった(過去記事)。この真偽を確かめるため、ダリの遺体が掘り起こされて検体が採取されDNA鑑定が行われたのだが、その結果この「ダリの娘」と主張する人物とダリの間に親子関係がないことが証明されたという。そのため、この女性には遺体掘り起こしの費用が請求されることになったそうだ(時事通信)。

 ダリの遺体はスペイン北東部フィゲラスのダリ劇場美術館内にあり、掘り起こしには1トンを超える厚板を外す必要があるなど大がかりなものになっていたそうだ。なお、請求される実際の金額についてはまだ計算されていないという。

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