キノの旅 第二期 第1話「人を殺すことができる国」【感想コラム】

2017年10月15日 14:32

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キノの旅 第二期 第1話「人を殺すことができる国」【感想コラム】©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

キノの旅 第二期 第1話「人を殺すことができる国」【感想コラム】©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会[写真拡大]

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 あの不朽の名作、キノの旅が遂に再びアニメ化となりました!いやー、聞いた時は驚きました。まさかの14年ぶりのアニメ化ですよ!楽しみにしている方が大勢いたことでしょう。私もそのうちの一人です。

 このアニメは、旅人キノとエルメス(二輪車)がいろいろな国を旅していくお話です。どの国も、それぞれ国によって特徴があります。1つの国に3日間だけ滞在すると決めているキノ。その3日間で、キノが出会う人々との切なく、美しい物語です。

Contents
1 キノの旅 第二期 第1話「人を殺すことができる国」2 「人を殺すことができる国」へ入国するが・・・3 「人を殺す」ことの本当の意味とは?

■キノの旅 第二期 第1話「人を殺すことができる国」


 さてさて、アニメ1話目は「人を殺すことができる国」。タイトルだけ聞くと、ずいぶんと物騒な国ですね。キノとエルメスは、その国に向かいながら走っていました。

 国まであと少しというところで、一人の男が休んでいるのに気づきます。

 エルメスを停めて声をかけてみると、その青年も今から同じ国に向かっていると言います。その国は、「人を殺すことができる国」。

 法律で人を殺すことを許された国だ、と彼は言います。そこには、レーゲルという大悪党がいるらしいとも続ける男。

 そんな男がいるかもしれない国に憧れを抱く男は、自身の国は治安が良く、居心地が悪かったと愚痴りました。そんな彼に、キノとエルメスは相づちを打つだけ。

 荷物をもってくれないかと言われ、断ってその場を去りました。

■「人を殺すことができる国」へ入国するが・・・


 そして、男よりも一足早くキノ達は国について入国します。「人を殺すことができる国」というからどんな国かと思うと・・・そこは、至って普通の国でした。

 むしろ、治安が良さそうな雰囲気で、旅人にも優しい感じ。でも、滞在してみるとやはり普通とは少し違うことに気づきます。

 それは、店先やご婦人の鞄の中などにある、人を殺せる武器の数々。そんなキノに、一人の紳士が声をかけます。

 お互いにいろいろな話をし、別れるキノと紳士。そこへ、入国前に会った男性が現れます。

■「人を殺す」ことの本当の意味とは?


キノの旅 第二期 第1話「人を殺すことができる国」【感想コラム】

画像引用元:©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

 そしてその男は、自分勝手なこと並べ立ててキノに銃口を向けてきました。キノと男の一騎討ち。そう思えた次の瞬間。男の腕に、ボーガンの矢が突き刺さるのです。この後の展開は、予想外でした。

 でもなるほど、確かに「人を殺すことができる国」だ、と思いました。キノとエルメスは無事に国を出国します。

 国を出てしばらく進むと、一人の男が休んでいるのに気づきます。

 そこで、また声をかけてみるキノとエルメス。その男は、キノたちが出国した国に向かっているといいました。

 話を聞いてみたキノは、その男に「あの国を気に入ると思いますよ」と答えてあげました。

 そしてキノ達は男と別れて走り出します。その背中を見送りながら、男はぽつりと呟きます。

 その言葉とはーー…。

 淡々とした世界観ですが、どこか引き込まれてしまうのはキノとエルメスのキャラクター故でしょうか。

 今後も楽しみなキノの旅です。

不思議な国々を渡り歩くアニメ「 キノの旅 」
2015.12.24

(あにぶ編集部/つばきともえ)

©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

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