アニメ『シルバニアファミリー』、ショコラウサギなどファミリーの日常描く

2017年10月13日 16:19

印刷

(C)EPOCH

(C)EPOCH[写真拡大]

 10月7日6時54分より、テレビ東京で『シルバニアファミリーミニストーリー』の第1話が放送された。発売から32年を迎えたシルバニアファミリーのキャラクター達が、CGアニメとして温かみ豊かに描かれている。

【こちらも】シルバニアファミリーが初のアニメ化!10月より放送スタート!

 放送スケジュールは1クール全12話構成、1話の放送時間が約5分と短めだが、見逃し対策として「あにてれ」「ネットもテレ東」「シルバニアファミリー公式YouTube」等でアーカイブ配信が行われている。通常アニメのように30分しっかりではなく、5分で「心がほっこりするエピソード」流すのがコンセプトのようだ。

 『シルバニアファミリーミニストーリー』は、隠れた動物が住む「シルバニア村」を舞台に、ショコラウサギの女の子やくるみリスなどのファミリー達の日常を描く物語。ファミリーの個性豊かな面々を演じるキャスト陣は、種崎敦美(ショコラウサギ)、古木のぞみ(くるみリス)、上坂すみれ(シマネコ)など、時間帯問わず様々なアニメに出演している若手が目立つ。

 一方、『龍が如く』で真島吾朗を演じた宇垣秀成(クマのお父さん)、機動戦士ガンダムでハヤト・コバヤシを演じた鈴木清信(ショコラうさぎのおじいさん)など、ベテラン声優が見受けられるのも特徴だ。

 30年を超える息の長い『シルバニアファミリー』シリーズ。今回のアニメ放送を含めて、今後どのように商品展開をしていくのかに注目したい。

■『シルバニアファミリー』とは

 シルバニアファミリーは1985年に日本にて誕生。当時まだ日本の子どもに馴染みの薄かったドールハウスを普及させるため、あえて人ではなくウサギやクマといった動物に置き換えて発売したところ、2015年までに全世界で累計1億2,000万体を売り上げる大ヒットを記録している。おもちゃだけでなく、キャラクターショーやテーマレストランが展開しており、2006年にはおもちゃ作品としては異例の「こくみん共済」のイメージキャラクターに抜擢された。

関連キーワード

関連記事