人類未踏の大穴で繰り広げるダークファンタジー『メイドインアビス』

2017年9月8日 11:10

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人類未踏の大穴で繰り広げるダークファンタジー『 メイドインアビス 』© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

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 みなさんは冒険ファンタジー作品はお好きでしょうか。

 壮大な世界観、ワクワクする冒険譚、なにも知らない未知の世界で仲間との出会いと、現実世界じゃ味わえない非日常世界がそこに広がっています。

 今回は、超巨大で深さは計り知れない大穴を舞台に、その深淵の底を目指して二人の少年少女が冒険を繰り広げるファンタジー作品『メイドインアビス』をご紹介します!


Contents
1 『 メイドインアビス 』とは!?2 大穴の中の無限大の冒険、緻密に練られた設定3 曲者揃いで謎に満ちたキャラクター4 可愛さの中に見え隠れする非情な現実

■『 メイドインアビス 』とは!?


 『メイドインアビス』は、約1900年前に発見され、未だにすべての解明が進んでいない未知の巨大縦穴「アビス」を舞台に、そんなアビスに魅入られ、自分のルーツを探す旅に出た少女・リコと彼女をサポートする謎多き少年のレグの二人が、アビスの最深部を目指し旅を続ける物語です。

■大穴の中の無限大の冒険、緻密に練られた設定


 冒険ファンタジーと聞くと、世界のあちこちを冒険するという印象がありますが、「メイドインアビス」の舞台は、探索され尽くされていない深さ2万m以上も続く大穴「アビス」。

 その大穴は探索されてないが故に、遺物と呼ばれる未知の技術力をもったお宝も残っており、幾人もの冒険家たちがその大穴に魅了され挑んで行きますが、大半の人間はそこから2度と帰ってくることはありません。

 未知の危険性物、下に降りるという構造上の危険性、そしてなにより登って来る時に降りかかる「アビスの呪い」。

 これらの危険を顧みず、深くまで降り、そこから生還したものはまさに英雄のような扱いを受けるのです。

 そのたった一つの大穴を舞台に、そこから無限大の果てしない冒険の世界を広げる「メイドインアビス」の魅力は、やはりその凝った設定と世界観!

 大穴に潜れる探検家は、探窟家と呼ばれ、どこまで降りてよいか階級制度が敷かれています。

 探窟家のタマゴである鈴付きから、「深層限界」のない限られた人数しかいない伝説的な白笛までが存在し、そのランクに応じた階層より深いところに降りて戻ってこれなくてもそれは”自殺扱い”とされてしまいまうのです。鈴付きや赤笛はこの白笛に憧れ、日夜知識を蓄えたり降りる訓練をしています。

 この辺りの設定は、レベルや職業のようやRPG感と、ここから先の深層は本当に危険であるといった世界観が現れています。

 さらに、大穴の中で出くわす原生生物と呼ばれる未知の生物たち。

 鳥のようなファンタジー溢れる生物から、横穴に暮らす可愛い生き物、寄生虫のような度し難い生物、グロい見た目の生物で1体1体にそれぞれの特徴や危険度が決められていたり、お互いが共存関係にある生物だったり狡猾な罠を仕掛けてくる生物だったりと、原生生物にも細かい設定やこだわりが詰め込まれています。

 予想もつかないような原生生物が突然出てきたりするので、冒険が進むたびにこの階層ではいったいどんなモンスターが待ち受けてるんだ!?と世界観に引き込まれてしまいます。

 また、リコとレグはアビスの中で自給自足で冒険をしているため、そいつら原生生物を調理して食べることもあるのですが、『ダンジョン飯』も真っ青の不味そうな料理が出来上がり仕方なくそれを食したり、そんな原生生物が蔓延る場所でも睡眠を取らなければならないので、罠を張ったり、ただの冒険だけでなく、生活の一部分までも描かれていて、ただのファンタジーだけでなくリアルさも持ち合わせているところも魅力の一つ。

■曲者揃いで謎に満ちたキャラクター


人類未踏の大穴で繰り広げるダークファンタジー『 メイドインアビス 』

画像引用元:© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

 『メイドインアビス』のキャラクターたちは、強烈で個性的な多いキャラクターが大勢でてきます。

 なにがあってもアビスを攻略するという強い意志と覚悟、そして知識を持ち合わせた”ただの少女”のリコ、そんな彼女を戦闘面でサポートする、謎多き存在のレグ。

 記憶を失った状態で発見された彼はロボットのようであるけど、外見はほとんど人間の少年と変わらず、全てが謎めいています。冒険が進むうちに彼に関する謎が少しづつ紐解かれていくのですが、同時にリコの裸に興味をもったりお化けが苦手だったりと、どんどんと”ただの男の子っぽさ”が明るみになり、キャラです。

 そして、この物語のマスコットもとい色々な意味で救世主である”ナナチ”。

 決して人間には見えないゆるふわでモフモフの外見。可愛い。

 少し毒のきいた喋り方で口癖は「んなぁ〜」。可愛い。

 自らを『成れ果て』と称し、人知れずアビスの深層で暮らし、”アビスの呪い”を視認する能力をもつ可愛い彼女(なのか?)は、彼女は一体何者なのか!?

 メインキャラ以外にも、一番最初にリコたちが二層で出会う白笛『オーゼン』やアニメ組には多くは語れないのですが、黎明卿と呼ばれるマッドサイエンティスト『ボンドルド』などなど、伝説級の英雄とされる”白笛”も非常に個性的な(というかぶっ飛んだ)キャラクターが多く、まだ原作にも登場していない白笛組はいったいどんな奴らがでてくるのか期待してしまいますね。

 個性的で強烈なキャラクターたちがどんどんと出てきて、それら全てに魅力が溢れているのも、作品としての見所の一つです。

■可愛さの中に見え隠れする非情な現実


人類未踏の大穴で繰り広げるダークファンタジー『 メイドインアビス 』

画像引用元:© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

 やはり、この作品の最大の見所というより特徴なのが『ギャップ』。

 可愛らしいタッチのキャラクターたちが織り成す、ワクワク大冒険ファンタジー!!

 …そう思っていた時期が僕にもありました。

 大冒険ファンタジーといっても、この世界には未知の技術を用いた遺物はあっても魔法はありません。
普通に怪我もするし、普通に死にます。

 猛毒を喰らえば適切な処置をしないと死にます。

 だから、毒の回りを防ぐためにそこを切り落としたり、へし折ったりします。

 治療をするにも麻酔なんかありません。

 人間には絶対に太刀打ちできないような原生生物も数多く存在し、そいつらに、今まさに捕食されている瞬間の探窟家や、生きたまま寄生虫の苗床にされている探窟家など、冒険に敗れた探窟家たちの死体もゴロゴロと転がっています。

 そして、”アビスの呪い”という上昇負荷が常に探窟家たちに襲いかかります。

 階層を降りれば降りるほど登ったときの負荷は強くなり、最終的には”人”という形ではなくなってしまうほどの負荷が襲いかかり、それは少し階段を登る程度の上昇でも襲いかかります。まさに地獄への片道切符。

 ほのぼのした物語だなーと思っているとズドンと後頭部を鈍器で殴られたような衝撃のシーンが突然来ます。

 一瞬の油断が死に繋がるリアルな”生と死”、様々な理不尽、過酷な冒険。

 その可愛らしい絵からは想像も出来ないほどのハードでダークな部分がきっちりと丁寧に描かれており、それをいかにして”ただの少女”であるリコが切り抜けていくのか、その部分こそがこの作品の肝であり魅力。

 時には涙なしでは見られないほどの過酷なシーンや壮絶な過去をもったキャラクターもでてきます。

 緻密で作り込まれた引き込まれる世界観。魅力的なキャラクター。アビスの深淵で待ち構える理不尽なダークファンタジー。次々と明かされるアビスの謎。

 リコとレグの冒険をあなたものぞいてみてはいかがでしょうか。

 「 スチームボーイ 」はワクワクする冒険と、無限の可能性を秘めている蒸気科学の世界を描く

(あにぶ編集部/Uemt)

© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

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