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三越伊勢丹HDが後場急伸、百貨店本業の再構築など進め営業利益13%増加
■第1四半期決算を発表、通期の見通しは据え置くが見直し強まる
三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)は4日の13時に第1四半期決算(4~6月、連結)を発表し、株価は急伸。発表前までの1075円(4円安)前後から一気に10%高の1186円(107円高)をつけ、大きく出直っている。
第1四半期は、三越千葉店、三越多摩センター店の2店舗を、3月をもって営業終了したなど、百貨店本業の再構築を進めた。クレジット・金融・友の会などの関連事業では、外部利用が昨年より拡大し、ゴールド会員数は着実に伸びた。連結売上高は前年同期比0.7%の増加にとどまったが、営業利益は同12.8%増加、純利益は法人税の増加などにより同1.9%減少した。
今3月期の連結業績見通しは据え置き、売上高が1兆2650億円(前期比0.9%増加)、営業利益は180億円(同24.8%減)、純利益は100億円(同33.2%減)、1株利益は25円67銭。第1四半期の推移を受けてこの業績見通し達成に現実味が出てきたとの見方もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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