磐田東が12点差を逆転し延長サヨナラ勝ち、夏の全国高校野球静岡大会

2017年7月18日 08:18

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17日、静岡県浜松市で行われた夏の全国高校野球静岡大会2回戦で、磐田東高校が最大12点差を逆転し、延長戦でサヨナラ勝ちした。

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 今大会シード校として2回戦を初戦で臨んだ磐田東高校は静岡大成高校と対戦。試合は3回表に静岡大成が7安打を集中、初戦で浮足立ったのか磐田東に悪送球などのエラーも相次ぎ、一挙に10点を奪う。ここで2-14と12点の差が開き序盤で勝負がつき、後はコールド負けを防ぐのが精一杯かと思われた。

 だが磐田東はすぐに3回裏、4番後藤の3塁打などで2点を返す。4回にも1点を返し9点差とし、5回で10点差のコールド負けを防いだ。投手陣も5番手の永野が4回以降は無失点に抑えた事で勝負を捨てない反撃ムードも高まった。すると6回裏には打者10人の猛反撃をかけ4点差と追いかける。

 8回裏には3安打を集中、15‐14とついに12点差をひっくり返した。このまま負けられない静岡大成も直後の9回表に1点を返して15-15で延長戦にもつれ込んだ。だが、流れは磐田東から動かず迎えた延長11回裏、磐田東はサヨナラ勝ちとなる2塁打が飛び出し16-15で乱戦を制しての大逆転勝ち。磐田東はベンチに入っていた20人中19人が出場しての総力戦を3時間41分の熱戦の末の貴重な勝利となった。

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